12月1日、大阪の新歌舞伎座跡地にラグジュアリーな「ホテルロイヤルクラシック大阪」が開業した。同所は、知的好奇心や感性を刺激してくれるような“ミュージアムホテル”となっている。
大阪メトロなんば駅に直結する同ホテルは、世界的建築家・隈研吾氏による設計で、美しいランドマークとして誕生。宿泊、レストラン&バー、宴会場、チャペルを備え、観光、ビジネス、ブライダルなどさまざまなシーンで活用できる。
注目は、ホテル内に展示された100点を超すアート作品。東京藝術大学・特任教授 伊東順二氏の監修、美術画廊「ホワイトストーンギャラリー」の協力により、フロントやエレベーターホール、客室に、草間彌生やニコライ・バーグマン、小松美羽氏らが手掛ける現代美術作品が配置されている。
ちなみに同ホテルは「新歌舞伎座の意匠を継承し、これまでにはない価値を提供できるホテルをつくりたい」との思いから、この“ミュージアムホテル”を開業したという。ビジネスホテルでもシティホテルでもない、新しいスタイルで、「大阪ミナミの価値向上と、国際観光都市・大阪の発展に寄与していきたい」と話している。
Raira