岡山県PR動画主演の”岡山”天音が舞台挨拶。「名字つながりで抜擢してもらえてうれしい」

東京ウォーカー

12月4日にWebにて公開になった岡山県のPR動画「ハレウッドムービー」の新作をお披露目する「ハレウッド映画祭2019 新作ムービー完成発表会」が東京・港区新橋にて行われた。

本日より公開した岡山県PR動画ハレウッドムービー「ぽつり、岡山」舞台挨拶


同イベントにゲストとして主演の岡山天音と過去最多の応募数735名のオーディションでヒロインの座を勝ち取った北澤響、助演俳優の大室由香利、監督で俳優の前野朋哉、伊原木隆太岡山県知事が出席。撮影の時にも着ていたという色違いの“ハレウッドTシャツ”姿で登場した。主演の岡山は備前焼の茶色、北澤は白桃のピンク色、助演の大室はマスカットの黄緑色、前野監督と伊原木県知事は岡山の晴れの青空をイメージした青色のTシャツを着用して登壇。岡山は東京都出身で、今回の撮影で初めて同県を訪れたといい「今まで岡山県の方に声をかけてもらうことが多かったが、縁をやっと持たせてもらえて嬉しい」と挨拶した。

岡山県PR映画ハレウッドムービーにオーディションで抜擢された主演・北澤響 岡山天音も驚く逸材


「ハレウッド」とは、映画の都「ハリウッド」と「晴れ(ハレ)の国おかやま」を掛け合わせた言葉。岡山県は「晴れの国」と呼ばれるほど天候がよく、美しい街並みや風景が多いことから、映画やロケ地に向いていて、近年では同県を舞台とした作品が増えており、日本の映画の都「ハレウッド」を目指しているといった意味が込められている。また、これまでに制作したハレウッドムービーは、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルム フェスティバル & アジアの 「観光映像大賞」において2年連続でファイナリスト10作品に選出され、観光プロモーション映像として評価されている。

桃のくす玉開きで新作の大ヒット祈願


前作に引き続き、前野がメガホンをとり、今回お披露目されたハレウッドムービーは、「ぽつり、岡山」。スランプに陥り、絵本が描けなくなった絵本作家・池尻幸一(岡山天音)。岡山県に移住した編集者を頼り、取材旅行を兼ね初めての同県へ向かう。そこには「ある秘密」を抱え、笑えなくなっていた女子高生・ハレ(北澤響)がいた。“晴れの国おかやま”で彼らが本当の「笑顔」を取り戻すというストーリー。

スランプに陥り、絵本が描けなくなった絵本作家・池尻幸一(岡山天音)と、「ある秘密」を抱え、笑えなくなっていた女子高生・ハレ(北澤響)


今回のPR動画の出来に、岡山は「4日間というハードな中での撮影だったけど、まさに『ハレウッド』を感じられる岡山の晴れたきれいな景色や、撮影を一緒にしたメンバーの温かい雰囲気が見事に映ったチャーミングな動画になっていると思う。大好きな作品になった」と笑顔で語った。監督の前野は、当初は台風が直撃する予定だったけど、“岡山のトップランカー”が来てくれたおかげで晴れた」と会場を笑わせ、続けて「岡山くんが全員を引っ張ってくれた。役者の底力と優しさが感じられて、みんなで一緒に作り上げた本当に良い作品になった」と胸を張った。

共演者の大室からは、「撮影初日に緊張していたら、『僕が緊張しているので、一緒に深呼吸してもらってもいいですか』と声をかけてくれた」と、岡山の男前エピソードが明かされると、客席から歓声が沸き、岡山は照れ笑いを浮かべていた。

【写真】”男前”なエピソードを披露され赤面する主演の岡山


自身も動画に出演した伊原木知事は、「岡山さんにシャレで出演をお願いし、快諾してもらって本当に嬉しい。今作品も(同県)出身の前野さんだからこそ描ける、岡山県らしい時間がゆったり流れている映像で、岡山県への愛がつまった作品になった」と話した。それに続き、前野さんは「これぞ岡山、というものはないんだけど、岡山県だからこそ流れている“時間”と“人”を撮りたかった。豪雨災害もあったので、今回のテーマを「笑顔」として制作した。県内の人にはこれを見て笑顔に、そして県外の方には興味を持ってもらえたらうれしい」と今回の制作にあたっての想いを語った。

ウォーカープラス編集部

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