秋田県由利本荘市の鳥海山木のおもちゃ美術館(旧鮎川小学校)で、2020年1月15日(日)まで「クリスマスイルミネーション」が開催されている。
鳥海山木のおもちゃ美術館は、国登録有形文化財であり地域住民に長年守られ続けてきた「旧鮎川小学校」に、年間15万人の来場者を誇る「東京おもちゃ美術館」監修のもと設立された。その校舎の脇にあるイチョウが、約1万個の電球で彩られる「クリスマスイルミネーション」。すぐそばを走る由利高原鉄道は、イルミネーション点灯時間にはゆっくり走行するなど、明かりをじっくり楽しめる工夫がされている。
担当者は「廃校になった鮎川小学校に、冬の間明かりを灯そうとはじまったイルミネーション。今年で12回目を迎え、昨年はこの廃校舎を利用した鳥海山木のおもちゃ美術館が開館したこともあり、多くの皆様に雪景色の中のイルミネーションをご覧いただきました。地元の方々にとっても、冬の風物詩になっています。校舎の正面には由利高原鉄道が走っており、イルミネーション点灯期間中は列車が減速して通過します。雪の田園地帯を走る小さな列車の車窓から見える、色鮮やかな明かりと趣ある木造の廃校舎は、長く暗い秋田の冬を癒やしてくれます」と魅力を話す。
列車からの景色も見物。近くからだけでなく列車からもイルミネーションを楽しもう。
ウォーカープラス編集部