鬼に叩かれ開運祈願!鹿児島県曽於市で奇習「鬼追い」開催

東京ウォーカー(全国版)

鹿児島県曽於市で約1250年続く伝統行事の「鬼追い」が、2020年1月7日(火)に熊野神社で開催される。

伝統行事「鬼追い」をもとに創作された「鬼神太鼓」写真は主催者提供


年のはじめに、無病息災や五穀豊穣をもたらす招福除災の善鬼から御幣をちぎり取ると、その一年は健康でいられるといわれている。だが、男鬼、女鬼、子鬼の3匹が、御幣をなびかせながら鬼の手と樫の棒をもって暴れまわり、思い切り叩いてくるので、簡単にはちぎることはできない。一方で鬼に叩かれた人はその一年無病息災となり、鬼かぜに吹かれれば心身健全になるという言い伝えもある。

【写真】招福除災の善鬼から御幣をちぎり取って無病息災を祈願写真は主催者提供


鬼追いが始まるのは夜からだが、夕方あたりから鬼そば・オニぎり・オニしめ等のもてなしがあり、どれも美味しいと毎年好評。そのほか「鬼副ゲーム」という名のビンゴ大会や、ひょっとこ踊りのパフォーマンス、鬼神太鼓奉納演奏なども行われる。

令和最初の新春は、一年の幸せを手にするために熊野神社の「鬼追い」に参加しよう。

ウォーカープラス編集部

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