山田親太朗、ISSAのW主演で沖縄のご当地ヒーロー「琉神マブヤー」が映画化

東京ウォーカー(全国版)

4月19日(火)、『琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ』(今秋沖縄で先行公開、今冬全国公開予定)の製作発表記者会見が沖縄県北谷町の「北谷町美浜メディアステーション」で行われ、W主演となる琉神マブヤー(ウルマ)役の山田親太朗、龍神ガナシー(サイオン)役のISSA、そして佐野智樹監督が登壇。地元・沖縄で絶大な人気を誇るご当地ヒーローを演じる山田とISSAの2人が、作品への意気込みや思いを語った。

「琉神マブヤー」は、ニライカナイ(理想郷)からやってきた魂の戦士・琉神マブヤーが、悪の軍団マジムンと沖縄の平和をかけて戦う特撮番組。2008年10月に沖縄でテレビ放映されると、沖縄の伝統文化や方言を盛り込んだストーリー展開で子どもから大人まで幅広いファンを獲得。沖縄で空前の大ブームとなり、2010年10月には続編の「琉神マブヤー2(ターチ)」も放映された。

琉神マブヤー(ウルマ)役の山田は、「沖縄のすごい人気のあるヒーローになれたのがうれしかったです! ドラマでマブヤーをやっていた人たちが友達だったりしたので、その人たちにも恥じることのないようにやってきました。映画のマブヤーは、ドラマに負けないようにもっと良くしたいです」とコメント。

一方、小さい頃からヒーローものをたくさん見ていたという、龍神ガナシー(サイオン)役のISSAは、「ガナシーは2(ターチ)から登場していますが、サイオンは、劇場版でしか出てこない役。自分らしいヒーロー像で、等身大で演じました。自分自身、小さい頃からヒーローにあこがれていて、これまでも(仮面ライダーなどの)主題歌を歌ってきましたが、今回は地元である沖縄のヒーローを演じることができて本当にうれしいです!」と笑顔。たっての希望だったヒーローを演じるにあたり、事務所と話し合い、仕事を控えて撮影に臨んだエピソードも明かしていた。

また、トーク中盤では、撮影中の苦労話を披露した山田。「バック転ができないのに、撮影でバック転をやることになったのが1番大変でした。テストが1番(出来が)良かったのに、本番になったら1番汚いバック転で…。それでも監督はOKを出してくれた」と話し、会場の笑いを誘った。

最後に、全国公開に向けた意気込みを聞かれた佐野智樹監督は、「ふるさとを愛する気持ちは誰でも持っているものだと思います。郷土愛は日本の東西を問わずあるもの。日本だけでなく、いろんな国で上映されることがあっても、そういう気持ちはみんなに感じてもらえると思っています。きっと楽しんでもらえると思っています」と笑顔で話した。

『琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ』は、おばぁの力によって知らぬ間に琉球を護る琉神マブヤーの魂が入ってしまった青年ウルマが、現代の琉神マブヤーになり、マジムンに奪われたウチナンチュ(沖縄人)に宿る「勉、勇、食、健、忍、夢、情」の7つのマブイ(魂)を取り戻すため、ISSA演じる龍神ガナシー(サイオン)と共に戦う特撮映画。山田親太朗とISSA(DA PUMP)の2人を主演に迎え、ゴリ(ガレッジセール)、川田広樹(ガレッジセール)、福本ジュディ幸子、長浜之人(キャン×キャン)など沖縄出身のメンバーが脇を固める。【東京ウォーカー】

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