スポーツ庁が2018年から始めた「女性スポーツ促進キャンペーン」。その一環として、オリジナルダンス「Like a Parade(ライク・ア・パレード)」のオフィシャル動画が公開された。本動画の振付は「“楽しさ”をきっかけに思わず体を動かしたくなる」をテーマに、バブリーダンスで社会現象を起こすなど、これまで数々の話題作を世に送り出したakane氏が担当している。オフィシャル動画にはスポーツ庁から女性スポーツアンバサダーとして任命された、NHK番組「チコちゃんに叱られる!」の MCチコちゃんも出演しているので、キュートなダンスの様子をぜひチェックしてほしい。
スポーツをやらない理由、実は「面倒くさい」が多い!
スポーツ庁が実施した調査によると、自分の運動不足を実感しているものの、「1年間で運動・スポーツを実施できなかった理由」として、「忙しい」という回答以上に「面倒くさい」といった理由で運動をしなかった数が上回った※1。一方で、近年、キャッチーな動きやダンスを取り入れた楽曲、ドラマ・映画主題歌などを真似て踊る若い世代の女性が多く見られていることから、日頃運動に消極的な女性でも、踊ることで“楽しさ”を感じてもらい、継続して体を動かすようになるよう、オリジナルダンスが制作された。
5歳児のチコちゃんもキュートでキレッキレのダンスを披露
オリジナルダンスには“パレードの主役”を意識した振付が取り入れられている。大きく手を振ったり、パレードの観客に向かってアピールするような手を使ったさまざまなポーズだけでなく、ジャンプや簡単なステップなどの足の動きを組み合わせることによって全身を動かせるダンスに仕上がっている。先日公開したオフィシャル動画では、チコちゃんや鈴木長官、スポーツ庁職員、福井県鯖江市で行われた「全国高校生まちづくりサミット 2019」に参加した全国の高校生が出演。同時にメイキング映像も公開し、akane 氏による鈴木長官、チコちゃんへのダンスレッスンの様子や、楽しんで取り組む出演者の様子を見ることができる。
振付はバブリーダンスの生みの親が担当
振付を担当したakane氏は、「女性スポーツ促進キャンペーンにて“ダンス”を選んで頂いたことをとてもうれしく思います。ダンスは“踊りたい!体を動かしたい!”という気持ちだけでできるものだと思っておりますので、このダンスが、皆さんが体を動かすきっかけに繋がればと思います。歌詞に合わせて振り付けておりますので、ぜひ口ずさみながら、踊ったことがある方も踊ったことがない方も気軽に体を動かして頂きたいです」とオリジナルダンスへの思いを語った。寒さから家に引きこもり、運動不足になりがちなこの季節。部屋の中でも気軽にできる「ダンス」を通じて運動不足を解消するとともに、運動する楽しさを感じるきっかけにしてほしい。
※1 平成 29 年度スポーツ政策調査研究事業「スポーツを通じた女性の活躍促進のための現状把握調査」(平成 30 年 3 月スポーツ庁発表)
ウォーカープラス編集部