新生「東急プラザ渋谷」が、12月5日にグランドオープンを迎えた。同施設は「渋谷東急ビル」として1965年に開業し、1973年に「渋谷東急プラザ」に改称。長きにわたり渋谷の街で多くの人に親しまれ、2015年に49年間の歴史に幕を下ろしていた。今回、大規模なリニューアルを行い、4年ぶりにその姿を現した。
コンセプトは「大人をたのしめる渋谷へ」
「渋谷東急プラザ」のターゲットはズバリ”大人”。成熟した人々たちの関心が高い「食」「健康」「美」「趣味」「ライフプラン」をキーワードにした店舗が集まる。屋上となる17階には、渋谷の街を一望できるルーフトップガーデン「SHIBU NIWA」があり、自由に出入りして過ごすことができる。開放的な空間で、普段地上で見ている渋谷とは違った街の様子を眺めることができる。
レストラン「CÉ LA VI」が日本初上陸
17~18階には、日本初上陸の総合エンターテインメントレストラン「CÉ LA VI TOKYO」。シンガポールのランドマークとして有名な「Marina Bay Sands」(マリーナベイ・サンズ)のルーフトップをはじめ、香港、フランスのサントロペ、台北、クアラルンプール、上海、ドバイなど、世界有数のロケーションに展開している注目のレストランだ。
17階にはカフェ&バー「BAO by CÉ LAVI」とラウンジの「CÉ LA VI CLUB LOUNGE」がある。「BAO by CÉ LA VI」では、名前の通りふんわり柔らかいBAO(中華バンズ)を使ったバーガーや、コリアンチキンウイングなどが提供。店内ではもちろん、屋上テラス席で景色と一緒に楽しむこともできる。18階はファインダイニング「CÉ LA VI RESTAURANT & SKY BAR」になっていて、トータルエンターテインメントを提供。大人が集う社交場として新しい渋谷の顔となる。
ほかにも“ホンモノ”を知る大人のこだわりに応える品ぞろえの店舗や、月替わりでテーマが設定され、4つの店舗が出店する新しいスタイルのポップアップスペース「111-ICHIICHIICHI-(イチイチイチ)」、渋谷の大人たちがカジュアルに使いこなせる13店舗が集う「シブヤグラン食堂」フロアなど、これまでの渋谷のイメージを変える魅力ある店舗がそろう。かつて渋谷に日常的に足を運んでいたけれど、最近は足が遠のいていたというあなた。気分を新たに、これまでにない“大人を楽しめる渋谷”へ出かけてみよう。
岡部礼子