斬新な演出が続々!参加型イルミ「NIGHT SYNC YOKOHAMA」体験レポート

横浜ウォーカー

クリスマスを目前に控え、街が色づく季節。聖なる夜当日のおでかけ先を悩んでいる人も多いのではないだろうか。そんな人におすすめしたいのが、横浜・みなとみらいのエリアで12月27日(金)まで開催中のイルミネーション、「NIGHT SYNC YOKOHAMA」だ。他のイルミネーションと異なるポイントは、”参加型”で楽しめるところ。この記事では、実際の会場の様子をレポートする。

横浜を彩る新たなイルミネーションが登場


横浜の街を、風景を、人を、光でSYNC(同調)させる”参加型”イルミネーションが若者のSNSを彩り、今話題となっている。ダイナミックな光と音楽で街全体が一体になる特別演出や来場者の動きを感知し映像が変化するという技術が使われたプロジェクションマッピングなど、見るだけでなく、参加することで楽しめるイベントとなっている。

イルミネーション会場の最寄り駅「馬車道」駅の階段には、気持ちをより高揚させる素敵なラッピングが施されている


みなとみらい線「馬車道」駅から周辺の夜景を楽しみながら赤レンガ倉庫の方向に7分ほど歩くと、カラフルに光るフラワーイルミネーションやライトアップされた樹木がお出迎え。幻想的な光景が広がり別世界に来たのかと錯覚させられるような空間が広がっている。メイン会場は、赤レンガ倉庫からすぐ近くの「新港中央広場」。ステージ全体が画面となるメディアアートがひときわ存在感を発揮しており、心地よい光と音楽に吸い込まれるようにたくさんの人々がステージに上がり、演出を楽しんでいた。

ゆっくりと色を変え幻想的な空間を演出


開催時間中、ステージでは常にさまざまな種類の光の演出が見られ、来場者を飽きさせない


桜の木が映し出され、和の雰囲気が会場に広がったと思えば、横浜に縁のあるものがポップに足元に映し出されるなど、光と映像が音楽に合わせ、次々に切り替わる。ただ見るだけでなく、来場者がイルミネーションの中に入ることができ、体験できるという点もこのイベントの魅力の一つ。触れると色が変わる球体が人を感知して動いたり、足元に水面のような映像が投影され、その上を歩くと波紋が広がったりと、演出のバリエーションの豊富さから大人から子供まで時間を忘れて満喫できる。

見るだけでなく、歩いて、触って楽しめるインタラクティブな体験が可能


18時から21時10分までの毎正時に始まる約10分間の特別演出は、このイベントの最大の見どころ!建物壁面のカラーライトアップやサーチライトによるダイナミックな光と音楽の特別演出により街全体が連動する。複数の建物に設置したライトを一括でコントロールし、都市的なスケールで演出するのはこれまでにない試みだという。特別演出中、メディアアート上では、ステージを4分割した各エリアにカラーが決められ、最も人数が多かったエリアのカラーに、特設ステージと横浜ワールドポーターズやナビオス横浜など周辺の建物がライトアップされる。来場者が街のライトアップ演出に参加できる、まさにSYNCする”イルミネーションだ。視界に入るものが音楽に合わせ、目の前のステージと連動して彩られるその光景は壮観!

10分間の特別演出ではステージと周辺施設が連動した今までにない神秘的な光景が


また本イベントでは、スマホを使ったWeb ARによって美しい夜景にデジタルの演出が加わる楽しみ方ができる。目の前に広がる大規模なイルミネーションにデジタルな演出が加わり、来場者は思わずスマホをかざして周りを景色を楽しんでいた。イベント特設サイトから、会場内にあるQRコードをスマホで読み取るだけで簡単に参加できるため、皆さんもぜひ一度、体験してみてはいかがだろうか。

【写真】美しい夜景をスマホを通して見ると、特別な演出が現れる


特別演出時には、カップルで賑わう大さん橋でもロマンティックな体験ができる。大さん橋にもWeb ARのQRコードが設置されており、大規模に街が連動している風景を広域で見渡せるのでおすすめだ。さらに週末にはコラボイベントも盛りだくさん!12月20日(金)には、専用のワイヤレスヘッドホンを使い、参加者全員でDJ やライブをオンタイムで共有する未来型音楽体験「サイレントディスコ」を開催。翌日21日(土)には、参加型ストリートミュージカルチーム「M6 MUSICAL ACT」による特別ステージなどを楽しめる。コンテンツが盛りだくさんの「NIGHT SYNC YOKOHAMA」に足を運び、新しい形の参加型イルミネーションを体感してみよう。

大さん橋から眺める横浜の夜景は別格!新港中央広場とは違った良さをぜひ味わってみてはいかがだろうか


ウォーカープラス編集部

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