100ブランド以上が集結する国内最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」を、東京・新宿NSビルにて1月27日(月)~2月2日(日)まで開催する。第18回目の開催となる今年は、”出会い”がテーマ。素材との”出会い”で生まれた渾身のクリエーションや、人との”出会い”をきっかけに生まれた新作など、世界各国の人気ショコラティエのアイデアと知見が詰まったこだわりのショコラと、カカオを使った驚きのフードなどが登場する。
完売必至と最も注目を集めているのが、さまざまな作り手の味を一箱で楽しめるセレクションボックス「Rencontre(ランコントル)~素材との出会い~」(8100円・税込)。ジャン=ポール・エヴァンやクリスティーヌ・フェルベール、サダハル・アオキら16人のトップショコラティエに大きな影響を与えた、「素材との出会い」をテーマに、個性豊かで多彩な味わいを感じられる16粒を厳選。「出会えたことで新たな発見があった素材」「シェフたちの心をときめかせた運命的な素材」によって生まれた珠玉のショコラを、そのエピソードと共に紹介する。
さらに今年は、日本初上陸ブランドの出店も続々と決定。名誉あるM.O.F. (フランス国家最優秀職人章)パティシエに輝いた、ヤン・ブリスが手掛ける「トゥルビリオン バイ ヤン・ブリス」からは、見た目も華やかな棒付きスイーツ・シュセットが登場。レモンクリームとマーマレードをホワイトチョコレートで包んだボールに、サブレやメレンゲをトッピングしたものなど、一口でケーキを食べたような満足感を味わえる新感覚のショコラだ。「ワールド・チョコレート・マスターズ」の世界チャンピオン、フランク・ハースヌートと、五つ星ホテルのショコラ等を手掛けるトム・ファンデフェーンのコラボレーションからは、スモークしたカルダモンやセップ茸を使用した独創的なアソートが誕生。本イベントへ足を運べば、新たな味わいと出会えること間違いなしだ。
会場でぜひ味わってみてほしいのが、カカオの新しい魅力を引き出した斬新なイートインメニューの数々。カカオブランド「LA CASA DI Tetsuo Ota」を運営する太田哲雄氏がプロデュースした「ショコラビビン麺」(2200円・税込)は、唐辛子ペーストで和えた麺に野菜、カカオ風味の豚チャーシューやゆで卵をトッピング。カカオの果肉を煮詰めたハレヤソースとペーストをかけた驚きの味わいに仕上がっている。ほかにも、「ミシュランガイド東京 2020」で3年連続の二つ星を獲得した「フロリレージュ」が手掛ける「アマゾンカカオかき氷 黒トリュフのアイス入り」(2700円・税込)など、多彩な会場限定メニューが登場予定だ。
入場チケットは、1月11日(土)の11時から発売。今年は東京会場に加えて、札幌、名古屋、京都、福岡、仙台でも開催される。チョコレート好きにはたまらない年に一度の夢のようなイベントで、さまざまなショコラとの“出会い”を楽しもう。
佐藤理沙子