スカイウォーカー家の最後を描く物語『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 がいよいよ12月20日(金)より日米同時公開。その前日19日(木)にTOHOシネマズ梅田で日本最速前夜祭上映が行われ、少しでも早く本作を見届けようと大勢のファンが駆けつけた。
最速前夜祭は日本全国で行われ北海道の札幌シネマフロンティア、東京のTOHOシネマズ六本木ヒルズ、 愛知のミッドランドスクエアシネマ、福岡のT・ジョイ博多そして大阪ではTOHOシネマズ梅田の5館で開催。TOHOシネマズ梅田は大阪の「スター・ウォーズ」の聖地として知られ2015年の『フォースの覚醒』、2017年の『最後のジェダイ』でも熱いファンが集まった劇場。今回も前夜祭上映のチケットが販売が開始されるとわずか3分で完売になるなどファンの期待も伺える。
劇場ロビーではキャラクターのコスプレをしたファンで賑わい、写真を撮り合ったりしながら親睦を深める。新作が公開されるたびに賑わうTOHOシネマズ梅田のロビーでは一種の同窓会のような状態。今回完璧なカイロ・レンの格好で訪れた男性は「初めて参加した『フォースの覚醒』の頃はまだヘルメットを被るだけのものでしたが」と話し、その頃からスター・ウォーズのファンと知り合っていったのだという。「今ではこのロビーの半数くらいは顔なじみです」と話し、仲間意識が溢れているのだという。
ジェダイの騎士の格好をしたご夫婦、その旦那さんは「小学生の頃から見ていたのですが、実は彼女の方がグッズなどシリーズ愛が深くて、彼女によって思い起こされる形でシリーズが好きになっていきました」とエピソード1から一緒に劇場に足を運んでいるのだという。今作が完結編ということで「チケットがとれてよかった。受付完了したに時にはもう席が全て埋まっていてビックリしました」と語る。
一方、ジョージ・ルーカス監督のコスプレに挑戦した方は「やはりシリーズの産みの親で創造主、神のような存在です」と監督へのリスペクトで溢れている。「完結すると聞いて楽しみでもあり、少し怖いです」と上映前の気持ちを語り、梅田で最速前夜祭の上映後は万博記念公園の109シネマズ大阪エキスポシティで深夜0時から行われるカウントダウン上映に赴くのだと話してくれた。
いよいよ上映が開始される『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。上映前にこの最速前夜祭限定の映像が流れレイ役のデイジー・リドリー、フィン役のジョン・ボイエガが登場し彼らの言葉を聞き逃さないように耳を傾ける観客。上映が開始され『STAR WARS』のオープニングスクロールで拍手が起こり上映開始が祝われた。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は完結編ということで、物語の謎が明かされ目まぐるしく展開していく。『スカイウォーカーの夜明け』というタイトルの意味を知ることになるラストシーンでは、様々なキャラクターとともに42年の歴史を歩んできた本作ならではの感動が味わえるだろう。
桜井賢太郎