小正月伝統の火祭りである「戸隠どんど焼き祭り」が、長野県長野市の戸隠スキー場で2020年1月18日(土)に開催される。
近年、1月の第三土曜日に行われるようになった「戸隠どんど焼き祭り」は、スキー場の感謝祭を兼ねたイベントで、地元の関係者のみならず、スキー客も気軽に参加できるイベントとなっている。
祭りの前日、地元有志の手で戸隠スキー場の中社ゲレンデにやぐらが組まれ、当日の夜には中社ゲレンデから数百メートル離れた場所にある道祖神前から松明行列がスタート。1月15日(水)に焚かれたどんど焼きの種火をこの日まで大切にとっておき点火される。
行列が到着するのを待つ間、中社ゲレンデのどんど焼きのやぐらの前では、戸隠神社の神主により五穀豊穣、商売繁盛、家内安全等を願う神事が行われる。中社ゲレンデに到着した道祖神の松明は、戸隠ならではの趣向が凝らされた方法でやぐらに点火される。
やぐらに火が灯ると、雪上の舞台で戸隠太鼓の演奏が盛大に始まる。凍てつくほど寒い夜のゲレンデで見る、熱気溢れる戸隠太鼓のパフォーマンスは圧巻だ。参加者には甘酒や樽酒のサービス、紅白餅の振る舞いなどが行われ、花火の打ち上げも行われる。
スキー場で行われる火の祭典「戸隠どんど焼き祭り」に参加して、幻想的でロマンチックな一夜を体感しよう。
ウォーカープラス編集部