引っ越しした際に送るあいさつ状は、新住所と簡単なあいさつのみのどれも味気のないものばかり…。そこで、新しい土地の雰囲気や魅力が込められた魅力的なあいさつ状が登場した。あいさつ状印刷の専門サイト「挨拶状ドットコム」を運営するにっこう社が4月5日より販売している、各地の名物をデザインした「ご当地はがき」(私製はがき10枚3675円~/官製はがき代込み10枚4175円~)だ。
同サイト利用者の「その土地ならではのデザインのはがきを作ってほしい」との声を受け、「引っ越し先の街を自慢しよう!」というコンセプトで実現したこのはがき。各地の名産、名所のみならず、雰囲気までも盛り込んだ仕上がりになっている。
現在発売されているのは、要望の多かった都道府県から選ばれた、大阪、兵庫、京都、愛知、神奈川の5種類。大阪は、通天閣や大阪城、くいだおれ太郎などが描かれ、にぎやかな印象。京都は、舞妓や京都タワー、大文字焼きなどの風物詩も。神奈川は赤レンガ倉庫など横浜・みなとみらいのハイカラさを表現している。
どのはがきにも、それぞれの“ご当地らしさ”がふんだんに盛り込まれており、送る人も、受け取る人も、楽しい気分にしてくれる華やかな出来栄えだ。5作品のデザインを担当した高橋雅子さんは、例えば兵庫のデザインについて「色は暗くないですが、神戸のキラキラした夜景をイメージして描きました」と、その街らしさが出るように意識して作成したことを語っている。
また、同社特設サイトでは「ご当地デザイン投票」も実施中。増やしてほしい都道府県に投票することで、人気が高かった順に商品化される予定だ。自分の暮らす土地への思いを表現するツールとして、47都道府県すべての制作を目指しているそうなので、次に選ばれるのはあなたの住む街かも!【東京ウォーカー】