愛媛県松山市のミウラート・ヴィレッジ(三浦美術館)で、2020年2月2日(日)まで「松本篤展 ― 色の薫り ―」が開催されている。
愛媛県西条市小松町出身の洋画家・松本篤氏を紹介する同展。中学生時代から絵を描き始めた松本氏は19歳の時に色の面白さに気付き、現在も絵画においての色彩の役割をテーマに制作し続けている。本展では高校時代の作品をはじめ、本展に合わせて描いた静物画、石鎚山など約40点を展示。最大限に引き出された色の魅力と計算されたマチエールによって描かれた作品は、1点1点違う表情を見せていながらそれぞれが持つ色気が重なり合い、ひとつの“大空間”となって「色の薫り」を漂わせている。世代を問わず、幅広い層で観覧を楽しめる。
担当者は「松本篤氏の絵画作品は大変色鮮やかで、その色の迫力に驚かされるのではと思います。また、100-130号という大作を中心に展示しておりますので、美術館全体が松本氏の描いた色に包まれているかのような大空間になっております。是非、この機会にご体感ください」と魅力を話す。
色が持つ力を最大限発揮している松本篤氏の作品が揃う同展。まだ訪れていない人はぜひ訪れよう。
ウォーカープラス編集部