ロマンチックな深海世界を巡る「OCEAN BY NAKED 光の深海展」に行ってみた!

東京ウォーカー(全国版)

横浜駅直通の複合型エンターテインメントビル「アソビル」の2階で、2020年1月27日(月)まで開催している「OCEAN BY NAKED 光の深海展」。クリスマスシーズンを盛り上げる特別演出が、12月25日(水)まで期間限定で登場している。屋内施設の中でロマンチックな深海世界を観て、触れて、撮って楽しむことのできる同展は、冬のお出かけにぴったり!ということで、実際に体験してきた。

フォトスポットも多いので、たくさん写真を撮って思い出作りをしよう


現実世界からデジタルによって拡張された海の世界を冒険するストーリーをイメージしている「OCEAN BY NAKED 光の深海展」。流れ落ちる水のカーテンを通り、次のエリアへ足を進めると、カラフルな液体が壁に浮かぶ「Fluid Wall」が登場。壁に映し出される液体を手で混ぜて離すと、周りの色が混ざり合ったカラフルなクラゲが産み出される。ゆらゆらと浮遊する姿は、まるで本物のクラゲのよう。このデジタルのフルイドアートは実際の染料を使い、実写、3DCG化しているそうで、色の混ざり方がとてもリアル。その都度生まれるクラゲの色や大きさが違うので、ついつい何度も挑戦したくなる。また、クリスマスの特別演出としてフルイドアートに純白の雪の結晶が舞っており、今しか楽しめない幻想的な世界が広がる。

変化する魚によって「イワシッ」「タイッ」「マンボー」など、かわいらしい声も聞こえてくる


幻想的な動画や写真をたっぷりと撮ることができたので、次のエリア「Shoal of Shadows」へ。このエリアは海の中の様子を体感することができ、時間ごとに起こる2種類のショーと、インタラクティブタイムによって構成されている。インタラクティブタイムにフロアに立つと、壁に映った自分の頭がカツオやマンボーなど4種類の魚に変化。愛嬌のある顔をした魚たちは動画映え抜群だ。

数分間隔で行われるショータイムは見逃せない


決まった時間に起きるショータイムでは、カラフルなイワシが魚の大群がぐるぐると来場者の周りを泳ぎ回る「サーディンラン」や、黒い魚がでっかい魚になって逆襲する「スイミー」のようなショーが。どちらも迫力のある演出でまるで深海の世界にもぐりこんだような体験ができる。表層から深海6500mの世界へと潜っていくような体験ができる「Into the Deep」を抜けると広がるのは、メインエリア「PARADISE」。このエリアでは美しい深海の神秘的な空間が広がるだけでなく、2つのインタラクティブコンテンツと、巨大なスクリーンでのプロジェクションマッピングによるショーがたのしめる。

極彩色で描かれた深海の楽園「PARADISE」は足元にも映像が。床に座って写真を撮るのがおすすめ


1つ目のインタラクティブコンテンツは、エリアの壁面に映し出された極彩色の海の泡。生き物の生命は、泡から生まれた微生物から誕生したということから、壁面の泡に触れると、海の生物が生まれる。15種類の生物がランダムに登場する中で、「リーフィーシードラゴン」、「サナダミズヒキガニ」、「トビエイ」の3種類はレアキャラとのこと。泡にタッチして生まれた生物は、「PARADISE」の海を泳いでいくので、たくさんタッチすると海にたくさんの生物があふれる。2つ目のインタラクティブコンテンツはエリア内にある深海の砂場。光る砂に触れるとエイやカニなど、7種類の海の生物が砂の中から現れ、どこかへ逃げていく。

深海の砂場に入り、隠れている生物を探してみよう


さらに、約5分半に渡るプロジェクションマッピングショーはまるで深海世界を旅しているような気分になれ、とてもロマンチック。クジラが案内人となり、深海を旅するファンタジックなショーはエリア全体を使った演出なので迫力も抜群。ショーの後半には深海で起こる「マリンスノー」現象をイメージし、スノーマシンを使って雪を降らせる演出も取り入れられている。

深海世界へと連れて行ってくれる巨大なクジラ


「PARADISE」の先へ進むと、水中から差し込む光をイメージしたトンネルをくぐり抜け、深海世界から浅瀬に向かっていく。自然が作り出す波のトンネル「チューブライディング」の造形を、バーチャルで表現した最後のエリアでは、波と波の間を通り抜けて、最終的に陸地(会場出口)にたどり着く。

波間で撮る写真は幻想的


幻想的な写真や動画を撮ることができる「OCEAN BY NAKED 光の深海展」。クリスマスの特別仕様は12月25日(水)で終わてしまうが、イベント自体は1月27日(月)まで開催中。ロマンチックな思い出を作りに足を運んでみよう。

ウォーカープラス編集部

注目情報