2年ぶりの開催で大盛況!クルマの祭典「福岡モーターショー2019」に潜入してきた

九州ウォーカー

2019年12月20日(金)から23日(月)まで、マリンメッセ福岡、福岡国際センター、福岡国際会議場の3会場で、2年ぶり7回目の福岡モーターショーが開催された。今年のテーマは「人とクルマが つながる未来」。国内外ブランドの最新技術を駆使したコンセプトカーや最新市販車がずらりと並び、体験型のイベント・グルメなども会場を盛り上げた。開催4日間で118,533人を動員(主催者発表)し、改めて同イベントの注目度の高さを物語った。

福岡モーターショー2019(C)KADOKAWA/九州ウォーカー編集部


東京モーターショーで世界初公開された車両が登場!


東京モーターショー2019で世界初公開されたTOYOTA「MIRAI Concept」(C)KADOKAWA/九州ウォーカー編集部


メイン会場のマリンメッセ福岡では、国内四輪8ブランド、国内二輪2ブランドなどが出展した。注目は、東京モーターショー(2019年10月24日(木)〜11月4日(月))で世界初公開された車両。水素と酸素を化学反応させた電気で走る燃料電池車として世界で1万台以上を販売するTOYOTAのMIRAIの次期型開発最終モデル「MIRAI Concept」をはじめ、国内主要ブランドのモデルが福岡でもお披露目された。

軽自動車規格の小型EVコンセプトカーNISSAN「IMk」(C)KADOKAWA/九州ウォーカー編集部


そのほか、洗練されたコンパクトボディに最新の電動化技術を搭載したNISSANの「IMk」、SUBARUの新デザインコンセプトBOLDERを初採用した「新型LEVORG PROTOTYPE」、世界で750万台以上を販売するHondaのFITに最新の安全支援システムや車載通信モジュールなどを追加したグローバルモデル「FIT HOME」がラインナップ。

余裕のキャビンスペースを自在にアレンジできる次世代型トラックDAIHATSU「Tsumu Tsumu」(C)KADOKAWA/九州ウォーカー編集部


自動運転によるスウーズな短距離移動が実現した「ICOICO」と話しかけにより移動をサポートしてくれるお世話ロボット「Nipote」(C)KADOKAWA/九州ウォーカー編集部


DAIHATSUは、広々としたキャビンを多彩な用途で使える「Tsumu Tsumu」、短距離移動の利便性の向上を追求した「ICOICO」にお世話ロボットの「Nipote」を付属して披露された。Iot技術の進歩による、運転支援システムの向上はもちろん、高齢化社会に寄り添うようなデザインやサポート機能を重視したモビリティが出そろった印象だった。

自身の体型に合ったカーアクセサリーをカスタマイズできる未来のスポーツカー「TOYOTA e-RACER」(C)KADOKAWA/九州ウォーカー編集部


かっこいいレーシングカーに子供たちも大興奮!(C)KADOKAWA/九州ウォーカー編集部


外国車好きにはたまらない最新ラインナップ!


一方、外国車ファンの注目を集めた福岡国際センターでは、輸入四輪19ブランド、輸入二輪9ブランドが集結。今再注目されているSUVモデルとしては、アストンマーチン初のラグジュアリーSUVモデル「DBX」、マセラティ初のSUV「Levante」、新旧のトレンドをハイブリットさせたアウディのSUVクーペ「Q8」、2019年にフルモデルチェンジされたレンジローバーの「EVOQUE」などが顔をそろえた。

640馬力のスペックを誇るランボルギー二「ウラカンEVO」(C)KADOKAWA/九州ウォーカー編集部


洗練されたデザインと性能を兼ね備えた外国車にも注目が集まった(C)KADOKAWA/九州ウォーカー編集部


さらに、定番モデルがより進化したJeepの「WRANGLER」や60周年記念モデルを発表したMINIと、往年の名車アップデートに加え、かわいい見た目でパリの街をスイスイ走るような自在なハンドリングを実現し、200万円前後という価格も魅力的なルノーの「TWINGO」など、多彩なモデルを実際に近くで見たり乗ったりしながら楽しむことができた。

最新車に華を添える美女コンパニオンたちにも注目!


福岡モーターショー2019を彩った美女(C)KADOKAWA/九州ウォーカー編集部


福岡モーターショー2019を彩った美女(C)KADOKAWA/九州ウォーカー編集部


福岡モーターショー2019を彩った美女(C)KADOKAWA/九州ウォーカー編集部


コンパニオンも会場を彩り、車両の説明はもちろん、写真撮影に応じたりしながら、ブランド自慢の新モデルをPRした。

ステージイベントも大いに盛り上がった(C)KADOKAWA/九州ウォーカー編集部


アーティストによるライブペインティング(C)KADOKAWA/九州ウォーカー編集部


クルマの展示以外に、「チョロQランド」や、人気ゲーム「グランツーリスモSPORT」の最先端ドライビングシミレーション体験、パトカー・白バイ・はしご車といった働くクルマの展示のほか、ステージイベントや飲食ブースもあり、1日楽しく過ごせる仕組みが充実していた。次はどんな未来のクルマに出会えるのか、今から楽しみでならない。

森川和典

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