2018年末〜2019年も多くの新店が産声をあげた、ラーメン首都・東京。今回は令和初日に誕生し、次の時代を作れるのは自分だと豪語する店主の店を紹介する。新時代を担うスーパールーキーを刮目して見よ!<※情報はラーメンWalker東京2020より>
「入鹿(いるか)TOKYO」(東久留米) / 2019年5月1日オープン
「凪」グループなど、名だたる店で修業した店主・小川和弘さんが掲げるテーマは、”故郷・名古屋”。スープに名古屋コーチンの丸鶏と手羽先をメインに使い、さらに大山どりのガラを加えて軟水で炊き上げる。雑味のない鶏の旨味は感動レベルだ。とりわけこだわっているのは、5種類の塩と魚介ダシで作るタレ。沖縄のシママースやピンクローズソルトなど、5種類の塩に魚介ダシとアサリのエキスをプラス。ひと晩寝かせることで深みのあるタレに仕上げている。卓上に調味料を置かないのは、味に絶対の自信があるからこそだ。
おすすめは「柚子塩らぁ麺」(800円)。ブレンダーで細かくした柚子の皮をスープに混ぜると、さわやかですっきりした飲み口に。全粒粉を使った風味の良い麺は、すすり心地も良好。このほか、ポルチーニの香りを移した鶏油(チーユ)と黒トリュフのペーストで、香り高い一杯に仕上げた「ポルチーニ醤油らぁ麺」(800円)もおすすめ。店主の小川さんは「ラーメンを作れる職人はたくさんいますが、次の時代を作れるのは自分だけだと思っています。多くの方に愛されるように励みますので、応援お願いします!」と話していた。
<住所:東久留米市本町1-4-28 / 時間:11:00〜15:00、18:00〜21:00(各LO) / 休み:月曜(祝日の場合は営業)、日曜の夜>
令和初日に誕生して早くも人気店となった「入鹿TOKYO」は、今年ぜひ食べておきたい一杯。カウンター席のみだがゆったりとした店内で、極上の一杯を味わおう。
ウォーカープラス編集部