昨年2月に日本テレビ系列で放送され好評を博した「地球オーケストラ」の第2弾「地球オーケストラ~日本の美しい音を探す旅~」が5月1日(日)15:00~16:25に日本テレビ系列で放送される。“サウンドハンター”と名づけられたタレントたちが日本中に散らばる美しい音を録音し、音を組み合わせ一つの楽曲を製作する。その楽曲は、簡潔な輪唱ながらも世界中の人々を魅了するクラシック曲「カノン」。小笠原諸島、知床半島、屋久島を舞台に“日本の美しい音”の録音に挑む。
北京五輪シンクロ代表の経験を持つ青木愛は、“東洋のガラパゴス”と呼ばれる小笠原諸島へ。マッコウクジラの親子の“会話の音”を録音するため、巨大なクジラに接近を試みる。マッコウクジラが獲物を探す際に発する“音”には“カチカチ カチカチ”という独特なリズムがあると言われ、そのリズムを聞いた青木愛は「落ち着く。マッコウクジラの家族の一員になったような感じがした」と興奮した表情を見せる。
また、世界遺産にも登録されている“白銀の世界”知床半島で録音に挑むのはボビー・オロゴンと息子のジョイ。北の海から押し寄せてくる流氷は、動物のような神秘的な“流氷鳴き”と呼ばれる音を奏でるという。近年は地球温暖化の影響もあり流氷鳴きが日本では聞けなくなりつつある。ボビーは息子に自然の流氷鳴きを聞かせてあげたいという思いでやってきたが、なかなか良い音が撮れず大苦戦。そんな中、海に潜るといい音が撮れると聞いたボビーは極寒の海に挑む。
さらに、“水の島”屋久島では、Dream5が太古の森の音を聞くため、島の象徴でもある屋久杉に向かう。日本の世界遺産の屋久島は“月に35日雨が降る島”と称されるほど、降雨量の多い地域。密林から聴こえてくるのは自然の苔に滴る水の音や、屋久杉が水を吸い上げる音など、日常では触れることのないものばかり。それを体感したDream5は、「今までこんな音があるなんて知らなかった」と感激した様子だ。最後は、屋久島の小学生30人と手をつないで歌い、「カノン」のコーラスを作り上げていく。
日本各地で集めた“未来に残したい音”で製作した「カノン」。多くの人々に親しまれているこの曲がどのような雰囲気に仕上がっているのか、あなたの耳で確かめて!【東京ウォーカー】