震災後、営業を停止していた「東京ディズニーシー」(千葉県浦安)が4月28日(木)にいよいよ営業を再開! それと同時に、新たに新ナイトタイム・スペクタキュラー「ファンタズミック!」もスタートする。公演30分前には、会場となるメディテレーニアン・ハーバーの周りを来場客が埋め尽くし、大混雑となるなか、待望の新ショーを、ディズニー担当記者はさっそく体験してきた。
4月28日(木)よりスタートした新ショー「ファンタズミック!」は、メディテレーニアンハーバーで行われる、ミッキーの“夢の中の世界”を表現したナイトショー。“ハーバー”の上で行われるというだけあって、「水」の使い方がかなりスゴい! 噴水やウォータースクリーンに映しだされる映像と、実物のミッキーが一体となり、大迫力の幻想的な世界が約20分にわたり繰り広げられるのだ。
ショーは、魔法使いの帽子の形をしたバージ(船)から出てくるミッキーマウスの“魔法”によっていよいよスタート! ミッキーが魔法を使うと、会場全体には、アリエルが登場する美しい海の世界や、スティッチが登場するリズミカルな星空の世界、ジーニーが登場する魔法の世界など、様々なシーンが次々と映しだされていく。
なんといっても一番の見どころは、最後にミッキーが自分の夢を取り戻すため、魔法の力でドラゴンと戦うシーン。映画「眠れる森の美女」に出てくる魔女のマレフィセントが、なんと高さ約15mのドラゴンに変身し、鏡から飛び出てきてミッキーに襲い掛かってくるのだ。立体の巨大ドラゴンと炎、花火、水に映し出される演出効果によって、会場全体は、あっという間に大迫力の渦に巻き込まれていった。
フィナーレは、様々な実物のディズニーキャラクターが登場し、色とりどりの噴水や光、パイロによって盛大に盛り上がり、驚きの連続であっという間に終了。“映像”と“実物”、また“水”と“光”のコラボレーションを存分に味わえる、今までにない幻想的なショーだった。
「電気(光)」も演出のキモとなるショーだが、「ファンタズミック!」で使用するバージ(船)は、各バージ内に搭載している発電機により電飾の点灯や走行を行うとのこと。また、ショー以外でも、外部環境や内部環境の変化に柔軟に対応しながら、電力供給体制の安定に協力していくほか、新たな自家発電設備を導入し、発電された電力をテーマパークやバックヤードに使用するなどの「節電対策」を行っていくという。
驚きの連続だった新感覚のウォータースクリーンショー「ファンタズミック!」、GWは久々に再開した「東京ディズニーシー」で、水のショーを楽しんでみては? 【東京ウォーカー】