品川プリンスホテル内にある水族館「マクセル アクアパーク品川」では2月24日(月・振休)まで、シーズナルイベント「NAKED SNOW AQUARIUM(ネイキッド スノウ アクアリウム)」を開催している。
アクアパーク品川とNAKEDのコラボレーションにより創出される「スノウアクアリウム」は、2015年のグランドオープンから毎冬開催されているもの。雪・氷・オーロラをモチーフに使った透明感あふれる“冬の情景”がプロジェクションマッピングにより演出されてきた。
今回のイベントのみどころの1つが、2019年7月に誕生した四方3.6メートルの壁面と床一面に22台のプロジェクターが埋め込まれているイマーシブ(没入型)エリア「パターンズ」の演出「MARINE SNOW DOME」。プロジェクションマッピングによって描かれた海中に雪が舞い降る様子と、フロアに並ぶ16本の水槽に展示された雪のように真っ白な生きものたちが融合することで“海中の雪景色”を楽しめる。さらに、壁面に投影された雪の結晶を閉じ込めたバブルに触れると、七色の光をまとった生きものが現れるインタラクションもあり。降り続ける雪の中を魚たちが舞い泳ぐ幻想的な空間で、自分自身が“海のスノウドーム”の中に迷い込んでしまったかのような没入体験を楽しもう。
360度どこからでも鑑賞できる昼夜異なるドルフィンパフォーマンスも冬仕様に。昼のショーでは、さまざまな冬への旅をテーマにイルカたちが厳しい吹雪や穏やかに舞う雪の様子などをダイナミックなジャンプや美しいダンスパフォーマンスで表現される。夜のショーでは、ウォーターカーテンやムービングライトなど、アクアパーク品川の特徴でもある“音・光・映像と生きものの融合”によって、幻想的な冬景色を表現。会場全体に雪が降る演出も見逃せない。
このほか、アトリウムのような展示空間「カラーズ」などの水槽展示エリアも冬仕様に。発光サンゴの水槽が並ぶムーディーなカフェバー「CRYSTAL BAR」では、スノウアクアリウムをイメージした限定ドリンクも提供されている。
見て、触れて、味わう、冬ならではの特別な演出を体感しに出かけよう。
於ありさ