※2020年12月21日より施設休園中(2021年1月19日確認)
※記事内の情報は2020年1月時点のもの
神奈川県横浜市にある「TOKYO STRAWBERRY PARK(東京ストロベリーパーク)」。同施設は、株式会社JERAの橫浜火力発電所内にあり、最新技術を使ったハウスで夏を含むオールシーズンいちご狩りを楽しめる。そんな話題の施設で今回は、無類のいちご好きであるライター・於ありささんに、いちご狩りを体験してもらいました。その様子を徹底レポートします。
鶴見駅よりバスで15分で到着!まずは受付でチケットの発券を
話題の「TOKYO STRAWBERRY PARK(東京ストロベリーパーク)」は、JR鶴見駅東口からバスで15分のところに位置する。さっそく入り口に足を踏み入れると、どーんと大きないちごが!また、園内を見渡すとピンクを基調とするフォトジェニックな光景が広がっていた。
同施設でいちご狩りを楽しみたい場合は、ホームページより事前予約をすることが必要。到着したら、まずはスマートフォンで事前予約が完了している画面を見せ、受付でチケットをもらおう。
開始時間10分前になったらストロベリーファームへ!
受付でチケットを受けたら、その後は自由にパーク内を散策できるとのこと。ただし、体験時間の10分前までにはストロベリーパークへ。ストロベリーパークに到着したら、再び受付。
本館の受付で受け取ったチケットを持って行くと、「食べ放題コース」(大人2100円/1~6月、3100円/7~12月)をチョイスした人には白色のカップが、パックで摘んだいちごを持ち帰る「持ち帰りカップコース」(900円/1~6月、1500円/7~12月)を選択した人には透明なカップが渡される。両コースを体験したい場合には、時間差で2度参加しよう。
参加者の受付完了後、体験の前に担当者よりイチゴを摘むコツや、イチゴの美味しい食べ方、注意事項などがレクチャーされる。また、レクチャーの最後には当日いちご狩りを楽しめるレーンが発表。品質保持と生産状況により、どんないちごが食べられるのかが直前までわからないワクワク感もまた、同施設ならではのお楽しみポイントだ。
いちご狩り体験、スタート!
レクチャーを受けたら、いよいよ体験スタート!とにかく広いストロベリーファームだが、広さは約3000平方メートル。ここで育てられているすべてがいちごだなんて、いちご好きにはたまらない光景だ。
ちなみにストロベリーファームの中では、クロマルハナバチが飛んでいる。クロマルハナバチは、ファーム内のいちごの花の受粉を手伝う欠かせない存在とのこと。最初は驚くかもしれないが、攻撃してくることはないのでご安心を。
おいしいいちごを見分けるコツは…葉に近い部分に注目!
ところで、おいしいいちごの見分け方を皆さんはご存じだろうか?東京ストロベリーパークの担当者・井田さんによると「甘くておいしいいちごは、葉の近い部分の実が赤く、実が伸びているものだそうです」とのこと。
自分でチョイスして食べられるいちご狩りは、いちばんおいしいいちごを味わえるチャンス!ぜひとも探してみてほしい。たくさんのいちごの中から、赤くて実が伸びているイチゴを発見。レクチャータイムに教えていただいた摘み方を実践してみることにした。
まず、茎を中指と人差し指ではさみ、いちごを軽く包み込む。このとき、しっかりと包み込んでしまうとイチゴがつぶれてしまうのでご注意を。軽く包み込んだら、手首を使って手前にちぎるとイチゴをきれいに摘める。
さて、すでに大好きないちごに囲まれてご満悦の於さん。せっかくなので、実食させていただくことに。というわけで、摘みたてのいちごを…いただきま~す!「ん~!!!おいしい!」獲れたての甘いいちごを食べられるのは、いちご狩りの醍醐味。あまりのおいしさに嬉しさを隠せない。
お気に入りのいちごは、思い出とともにお持ち帰りもできちゃう!
体験時間の30分が終了するとファーム内ではアナウンスが流れ、楽しいいちご狩り体験も終了。「持ち帰りカップコース」の場合は、ファームの真ん中に設置してあるテーブルに行き、きちんと蓋が閉まるかの確認してもらった上で持ち帰れる。せっかくのいちごがつぶれてしまってはもったいないので、きれいに入れるよう心がけよう。
オール電化により徹底した温度・湿度の管理により、入手が難しい夏でもいちご狩りを楽しめる東京ストロベリーパーク。都心からのアクセスも便利なので「今年こそは、いちご狩りをしたい!」という人はぜひ足を運んでみてほしい。