ファン投票で人気No.1レースクイーンを決める「GOODRIDE日本レースクイーン大賞2019」の授賞式が幕張メッセで開催中の「東京オートサロン2020」の会場で行われ、5名の大賞受賞者と頂点となるグランプリの発表が行われた。
今年で10回目を迎えるレースクイーンの総選挙
ファン投票によって人気No.1レースクイーンを決定する日本レースクイーン大賞。スーパーGTやスーパーフォーミュラ、スーパー耐久、D1GP、全日本ロード選手権など国内主要カテゴリーに登場した400名を超えるレースクイーンの中から100名がノミネートされ、2回の投票によりナンバー1が選ばれる。
1月11日の授賞式に行われた授賞式では、2018年のGOODRIDE日本レースクイーン大賞受賞に、生田ちむさん、神尾美月さん、川村那月さん、霧島聖子さん、中村比菜さんの5人が決定。その5名の中で最も支持を集めた川村那月さんが2019年のグランプリに輝いた。
発表の場で名前が呼ばれた川村那月さんは、サプライズで登場した昨年レースクイーンを引退した元チームメイトで憧れの先輩であった藤木由貴さんと抱き合うと、目からは大粒の涙が。そしてグランプリのトロフィーが手渡されると、その重さをじっくりと確かめるような表情を見せた。
壇上、川村さんは「みなさんのたくさんの思いが詰まった大会で、10人目のグランプリとしてここに立てることがとても幸せです」と涙を堪えながら謝辞を述べた。
「そしてZENTsweetiesとして、初めてのグランプリと三冠を達成することができました。本当にありがとうございます。みなさんが取りたかったグランプリを獲得しからには、私には成し遂げるべきことがあります。これから活動するレースクイーンや、誰かの憧れになれるように、そして皆様に恩を返していきたいと思います。私は今年でレースクイーンを引退しますが、タレントや女優でも、レースクイーン出身らしくポールポジションを目指していきます」と今後の抱負を述べた。
会場に対して「愛を届けますと」ZENTsweetiesの愛らしい決めポーズで場内は暖かな空気に。「最後にチャンピオンになれて本当に幸せです。ありがとうございました」と笑顔で喜びの言葉を締めくくった。
栗原祥光