高知県高知市の高知市立龍馬の生まれたまち記念館で、2月2日(日)まで「龍馬と長州藩 時代の激流の中で」が開催されている。
長州藩が幕末期に果たした役割を、坂本龍馬と関連付けて紹介する企画展。動乱の時代、多くの犠牲を払いながら、いかにして同藩は“維新の功労者”となっていったのか。戦国時代から続く因縁から始まり、最新研究から見る薩長連合の成立過程、そして明治~大正時代に果たした同藩出身者の功罪なども紹介。日本近現代史の原点を客観的な視点から探る。
担当者は「明治維新に大きな役割を担った長州藩の動向を、坂本龍馬の活躍を交えて紹介します。『土佐勤王党幹部・弘瀬健太の関連史料を集約した軸装』や『長州藩重役・周布政之助(すふまさのすけ)を描いた絵巻物』など、当館初公開となる貴重資料も展示。さらに、明治の世で総理大臣となった山縣有朋(やまがたありとも)、初代外務大臣・井上馨(いのうえかおる)など、長州藩関係者の書も複数点並びます。これを機に、ぜひお越しください」と来場を呼びかける。
幕末ファン必見の展示がずらり。会期も残り少なくなってきたので、まだ訪れていない人はぜひ行こう。
ウォーカープラス編集部