「コーンフレーク」「モナカ」ネタでM-1グランプリ2019王者輝いた漫才コンビのミルクボーイ。内海、駒場の2人は1月10日(金)に優勝報告をするため天王寺区役所を表敬訪問をし、西山区長から感謝状が贈られた。
吉本興業は大阪市と協力し、地域を盛り上げる活動を実施している「大阪市24区住みます芸人」プロジェクト。ミルクボーイは『天王寺区住みます芸人』として天王寺区のイベントで活動をしていて、さまざまな場所にまわったことを振り返った。
イベントでは漫才のネタをするよりもホットケーキを焼いたり、フォークダンス、中学生と筋トレなどをして会場を盛り上げることが多かったと話すミルクボーイ。「シニアカフェというイベントをさせてもらった時に、『シニアカフェ』ってコンビ名で紹介されたこともありましたね」と無名だったからこその思い出を語る。
ミルクボーイと西山区長との対談では、優勝できるとは「全然」思っていなかったとキッパリと言い放つ西山区長。「決勝に行くだけでもすごいのに一気に優勝まで駆け上った」と2人の活躍に驚いたのだと言う。
さらに浪速区住みます芸人のからし蓮根にも触れ「24区の中で2組も決勝進出するのもすごい」と大阪市24区全体として盛り上げていきたいと呼びかけた。西山区長から感謝状、花束やモナカが贈られ「今感謝状をいただきました!」「なんぼあってもいいですからね!」と受け取るたびにお馴染みのネタを披露し笑いを誘った。
M-1グランプリ史上最高得点で優勝したミルクボーイはその責任を感じているのだという。「上方漫才大賞やNGKのトリも取れてないので、これからも漫才を精進していきたい」と話し、変わらず大阪を拠点に活動していく決意を話した。
内海が得意のけん玉で出演を果たした紅白歌合戦。天王寺区のイベントでは子供たちにけん玉を教えたりしていたことに触れ「けん玉で天王寺から紅白へ。みんな喜んでくれてると思います。できれば今年も紅白に出たいですね。いつも演歌歌手みたいと言われてるんで今度は歌手として」と今年の目標を語った。
桜井賢太郎