肥後国衆一揆の再現!熊本県和水町で「第43回戦国肥後国衆まつり」開催

東京ウォーカー(全国版)

秀吉の刀狩り令の発端となった「肥後国衆一揆」。これを再現する「第43回戦国肥後国衆まつり」が、2月9日(日)に熊本県和水町の和水町多目的広場で開催される。

鎧兜に身を固め、勇壮な戦国武者が練り歩く写真は主催者提供


天正15年(1587年)、豊臣秀吉の「検地」に抵抗する肥後国衆一揆が起き、和仁氏・辺春氏は約1000の軍勢で田中城に籠城し抵抗。秀吉はこれに激怒し、1万の兵を派遣して兵糧攻めを行い約40日の篭城後落城した。国指定史跡「田中城跡」を有する和水町で、郷土の歴史と和仁一族の誇りを大切にと始まったのが「戦国肥後国衆まつり」だ。

まつりのメインは「武者行列」と「国衆一揆の再現」で、戦国武者に扮した約70名が和仁軍勢と豊臣軍勢に分かれ、壮絶な一揆の様子を再現。刀や鉄砲を用いた迫力ある合戦は圧巻だ。

【写真】戦国武者に扮し和仁軍勢と豊臣軍勢に分かれ激しい合戦を魅せる写真は主催者提供


また、木ぞりを引く修羅レース、ステージイベントや露店のグルメ、豪華賞品が当たるお楽しみ抽選会など、様々な催し物も用意されている。

今もなお日本の歴史上大きく位置づけられている「田中城の戦い」を目撃しに、「第43回戦国肥後国衆まつり」に参加しよう。

ウォーカープラス編集部

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