繊細な火加減で焼き上げたふわとろ食感は日本人に加え、外国人からも支持されている。実力派洋食店や専門店自慢の味をご紹介!<※情報は関西ウォーカー(2020年3号)より>
国内外から予約殺到の話題店「ザ・洋食屋キチキチ」
「ザ・洋食屋キチキチ」は、ファンキーな店主のパフォーマンスがSNS上で話題になり、国内外から予約が殺到。名物のオムライスは卓上でナイフを入れた瞬間に広がるふわとろ卵とビターなデミグラスソースが絶妙な味わい。見て、食べて満足できるひと皿だ。
水分の少ない米を使いパラパラに仕上げた香ばしいご飯の完成度も高い。同じ大きさにそろえた具材の食感もよく、最後までおいしく味わえる。
「毎週日曜15時に公式ホームページの予約スケジュールを更新しています。そこからの予約が確実。予約時間を過ぎるとキャンセル扱いになるので要注意です」と店主の幸村元吉さん。
■オムライスDATA/具材:鶏肉、タマネギ、シメジ、枝豆 卵の数:3個 ライス:デミグラスソースご飯 ソース:デミグラスソース ボリューム:180g
■ザ・洋食屋キチキチ<住所:京都市中京区材木町185-4 電話:075-211-1484 時間:17:00~21:00(LO20:10) 休み:不定休 席数:15席 タバコ:禁煙 駐車場:なし アクセス:京阪三条駅より徒歩5分>
ホテル出身シェフの凄技を堪能「飲・食・歓 L’Am」
「飲・食・歓 L’Am」のオーナーシェフ土井さんは神戸洋食の源流の一つ、旧オリエンタルホテル出身。ナイフを入れるとはらりとほどけるふわふわたまごのオムライスがおすすめ。香住から直送されるカニの旨味を閉じ込めたカニクリームコロッケもぜひ。
卵に透き通るぐらいにソテーした刻みタマネギが少し。この隠し味がオムレツの味を奥深いものに。ディナー限定。
「ランチタイムには昔ながらの薄焼き卵のオムライス(900円)を提供しています。また違った味わいでおいしいですよ」とオーナーシェフの土井平八さん。
■オムライスDATA/具材:鶏モモ肉、タマネギ、マッシュルームなど 卵の数:3個 ライス:チキンライス ソース:デミソース ボリューム:180g
■飲・食・歓 L’Am<住所:兵庫県神戸市中央区三宮町3-4-3 電話:078-327-7225 時間:11:00~14:45(LO)、17:00~20:30(LO) 休み:月曜(祝日の場合翌日) 席数:15席 タバコ:禁煙 駐車場:なし アクセス:JR・阪神元町駅より徒歩2分>
洗練された料理と空間が魅力「西洋酒樓 六堀」
「西洋酒樓 六堀」は、旬の厳選素材を使った洋食メインの料理がスタイリッシュな空間で楽しめる。洗練された風味が口の中に広がるオムライスは、ふわとろ卵を自分でカットできる演出も人気。硬めに炊いたバターライスで仕上げたチキンライスも旨い!
上質なステーキ肉のスネやスジ肉とタマネギだけで作るデミグラスソースはコクと甘味が格別。ディナーは単品(1650円)。
「ランチはプラス600円でポタージュと名物ポテトサラダ&マカロニサラダ付き、プラス800円でポタージュとドリンク付きにできます」とシェフの清水 正さん。
■オムライスDATA/具材:鶏肉、タマネギ 卵の数:3個(チーズ) ライス:チキンライス ソース:デミグラスソース ボリューム:180g
■西洋酒樓 六堀<住所:京都市下京区堀川通六条下ル元日町5 電話:075-354-8117 時間:11:30~15:00(LO14:00)、18:00~21:30(LO20:30) 休み:水曜、第2・4木曜 席数:72席 タバコ:禁煙 駐車場:9台(無料) アクセス:地下鉄五条駅より徒歩9分>
ふわとろ食感を最後まで満喫「長屋オムライス 大阪駅前第3ビル店」
「長屋オムライス 大阪駅前第3ビル店」は、2019年に行われた「オムライススタジアム2019」に関西代表として出場した人気店。オムレツはふわふわとトロトロ、どちらの食感も味わえるように作り、ナイフで開かずスプーンですくいながら味わうのがこちらのスタイルだ。
つやのある分厚いオムレツに大ぶりにカットした鶏モモ肉のソテーが隠れていて食べ応え満点。プラス税込160円で大盛りに。
「月替りのスペシャルオムライスも人気です。1月はカニの中華クリームオムライス(税込890円)を提供。2月もお楽しみに!」とスタッフの若木 駿さん。
■オムライスDATA/具材:鶏モモ肉、タマネギ 卵の数:約3.3個 ライス:コンソメライス ソース:トマトソース ボリューム:180g
■長屋オムライス 大阪駅前第3ビル店<住所:大阪市北区梅田1-1-3大阪駅前第3ビルB1 電話:06-6344-8206 時間:11:00|~15:30(LO15:00)、17:00~20:45(LO20:15) 休み:なし 席数:17席 タバコ:禁煙 駐車場:なし アクセス:JR北新地駅より徒歩5分>
関西ウォーカー編集部