「名古屋ラーメンまつり2020」が「久屋大通公園 エディオン久屋広場」(名古屋市中区)で2020年2月17日(月)まで開催中。今年で6回目、過去最大規模となる今回のイベントは、第1幕から第3幕までの3部構成で、各幕10店舗、計30店舗が参加する。今回は、2月5日(水)までの第1幕で楽しめるラーメンのなかから、気になった3杯を実食&レポートする。
岐阜の名店が生み出す、旨味の相乗効果 / 麺屋 白神 本店
まずは「麺屋 白神 本店」の「とろとろ炙り軟骨焼豚入り白エビ豚骨 ~北海道干し貝柱バージョン~」を食す。スープを1口すすると、すぐに豚骨の旨味がガツン!そしてその後にエビや干し貝柱の風味がふわりと鼻から抜ける。ツルッとした食感の麺は、とろみのあるスープによく絡み、麺と共にエビの旨味がしっかりと楽しめる。トッピングの炙り軟骨焼豚はとろっとろ。なんと、豚1頭から2本しか取れない希少部位を煮込んでいるのだ。デフォルトでも軟骨焼豚を含む2種類のチャーシュー、味玉が付いているのがうれしい。
スパイスが効いた、コク深い味噌 / 東京スタイルみそらーめん ど・みそ
2杯目は「東京スタイルみそらーめん ど・みそ」の「濃厚東京スタイルみそらーめん」。5種類の味噌をブレンドしたスープは、濃厚でコク深い。背脂がたっぷりと入っているが、スパイスが効いているためか、まったくくどくないから驚きだ。そしてスープには動物系と節系を合わせたダブルスープを使用しており、深みのある味わいが楽しめる。麺は中太麺で、もちもちとした食感が特徴的であった。
あっさり&しっかりとした鶏白湯 / 麺や鳥の鶏次
最後の1杯には「麺や鳥の鶏次」の「超濃厚!! 鳥塩パイタンとはまぐりダシの炙り肉盛りそば」を。国産鶏と水を8時間煮込んだスープは濃厚で、鶏とハマグリの旨味がしっかりと感じられるが、雑味がなくあっさりと食べられる。またトッピングの炙り肉やカイワレ大根が、良いアクセントになっていた。
普段楽しむことのできない、全国各地のラーメンが楽しめるこのイベント。第2幕にも各地の有名店や変わりダネ麺が多数登場するので、お見逃しなく!
■名古屋ラーメンまつり2020 / 期間:第1幕 2020年2月1日(土)~5日(水)、第2幕 2月7日(金)~11日(祝)、第3幕 2月13日(木)~17日(月) / 会場:久屋大通公園 エディオン久屋広場 / 住所:愛知県名古屋市中区栄3 / 電話:052-588-4466(中京テレビ放送) / 時間:10:30~20:00 / 料金:ラーメンチケット1杯 900円(税込)
植木麻友