初夏を迎え、コンビニからは冷やし麺の新メニューが続々と登場している。今夏は、斬新なメニューが人気の“けいすけ”など名店とのコラボものをはじめ、それぞれこだわりの“隠し味”を効かせたスープがポイントだ。編集部では早速、最新冷やし麺を実食! スープのうま味を引き立たせる“秘伝の隠し味”を確かめてみた。
■トマトの酸味が後を引く! 「つけめん四代目けいすけ監修 つけ麺海老と魚介の滴」(470円)/サークルK、サンクス ※発売中
人気店“けいすけ”の店主・竹田敬介氏が監修。「竹田敬介さんの提案で、夏季に合うようスープにトマトエキスを、具材にダイストマトを使用し、さわやかな風味を出しました」(担当・白戸栄良さん)とのコメント通り、トマトが決め手のコラボ。つけ麺にトマト!? と見た目に驚いたものの、一度口に入れてみると独特の酸味がエビ・魚介ベースのダシによく合う! さらに中太ストレートの麺は全粒粉入りで、口の中から鼻に抜けるように香ばしい香りが広がるのだ。男性編集部員も「つけ麺というより、“イタリアン”を食べているかのよう。食べ始めは慣れない味で驚くけど、ハマりそう!」と太鼓判。フレンチシェフ経験のある竹田敬介氏監修だからこそできた繊細な味わいは、今夏一番のクセになる味になること間違いなしだ!
■「つけめん102」初のぶっかけタイプ「つけめん102監修 梅と魚介のぶっかけ冷やしそば」(450円)/サークルK、サンクス ※発売中
“つけめん102”店主が初めて挑戦する“ぶっかけ”タイプの冷やし麺。スープを麺にかけた瞬間、鯖節やニボシなどの魚介ダシに梅肉を加えたスープが一気に香りを解き放ち、食欲をそそる! 香りづけでユズ皮が入っており、さわやかで夏らしい印象だ。記者のイチオシは“味玉”。「まるで店で食べているような味玉。白身から黄身までよ~く味がしみていて、黄身が半熟でとろけるのも最高」という絶品なのだ。また、弾力のある麺は濃厚なスープと絡みやすく、トッピングの水菜と白髪ネギが濃厚スープにさっぱり感を出す。“つけめん102”の本店でも食べられない“ぶっかけ”、これを期に試してみて!
■Wスープで塩なのに濃厚!? 「冷し塩ラーメン」(435円)/ローソン ※発売中
肉付きの良い新鮮な鶏ガラをじっくりと炊き上げたスープに、魚介を入れたWスープの塩ラーメン。「塩ベースなのであっさり系かと思いきや、濃厚なスープでビックリ!」と記者も驚くほどのコクだが、特製ちぢれ麺でつるっと食べられる。お好みで入れることのできる唐辛子は、スープの味にピリリとパンチを与え、食欲をそそる! 細切りのキュウリやニンジンがサラダ感覚で、女性にも嬉しいローソンオリジナルの冷やし麺だ。
名店コラボをはじめ、ラーメン店もビックリな、本格冷やし麺が続々登場中。お気に入りのスープを見つけて、今夏の冷やし麺を楽しんでみて!【詳細は5月24日(火)発売号の東京ウォーカーに掲載】