不規則な食生活やストレスなどで下痢や便秘に悩まされがちな日本人。人に言うのはチョット恥ずかしい、そんなデリケートな悩みを改善することを目的に開設されたWEBサイト「ヒミツ結社デルツマール」が、うんちやおなかの悩みに関するアンケートを実施。男女3617人を対象に「第2回こくみん腸査」(2011年3月1日から4月30日の期間)を行ったところ、日本人の約7割がトイレで流す前に自分のうんちを毎回“確認”しているという結果が出た。
はじめに、「トイレでうんちを流す前に確認しているか」聞いたところ、約7割(66.9%)が「いつも確認しています」と回答。さらに、「ときどき確認している」(28.1%)人を含めると、なんと全体の95.0%が、流す前に確認していることが分かった。
次に、「自分のうんちの何を確認しているか」を聞いたところ、79.1%と8割近くの人が回答した「量」が1位に。2位には、「色」(76.6%)、3位には「固さ」(45.5%)がランクインし、特に、「量」と「色」を見て、自分の健康状態を確認している人が多いようだ。
これを男女で比較したところ、女性は、全体と同じく「量」(81.5%)、「色」(75.3%)、「固さ」(43.7%)だったが、男性は、「色」(79.1%)、「量」(74.9%)、「固さ」(48.6%)という結果に。これにより、男性は女性に比べて“色”への関心が高く、女性は男性よりも“量”への関心が高いことが分かる。
また、「環境の変化によるストレスでおなかを壊したことがあるか」という質問では、76.9%の人が「はい」と回答し、約8割の日本人がストレスでおなかを壊した経験があることが判明。さらに、おなかを壊したときの“症状”について男女別に聞いたところ、男性は、「下痢」(78.7%)、「便秘」(21.3%)、女性は、「下痢」(58.7%)、「便秘」(41.3%)という結果に。これを見ても分かる通り、男性の場合は下痢になる割合が圧倒的に多いようだ。
このほか、第1回に続き、「腸の調子を整える乳酸菌食品や飲料を摂っているか」を調査したところ、49.4%の人が「はい」と回答。積極的に摂っている人の割合が前回の37.5%から11.9ポイントも上昇するなど、おなかの悩みを改善するために努力している人も増えていることが判明した。
下痢をしたり、便秘になったり、何かとおなかの悩みが尽きない日本人だからこそ、健康状態を知るために自分の出したうんちを毎回確認することはとても重要。加えて、食生活の見直しや乳酸菌飲料・食品などを活用し、“いいうんち”が出る健全な生活を心掛けることが、悩み改善への最大の近道のようだ。【東京ウォーカー】