ご当地グルメも“萌える”時代!? ブレイク寸前「相模原萌えようかん」って?

横浜ウォーカー

「萌えさぬきうどん」など、ご当地グルメの世界に続々進出している“萌え”系商品。萌え色に染まったパッケージはもちろん、味わいにもキャラの性格が生かされるなど、日々進化しているのだ。そんな中、“ご当地B級グルメ”が花盛りの神奈川県に、地元民も驚愕の“萌え系B級グルメ”が誕生。次なるブレイク候補として期待されている。

これは、神奈川県にあるJR相模原駅から車で5分ほどのところにある「萌ッ娘企画」で販売している「摘みたて! ようかん」(2800円)。通称“相模原萌えようかん”と呼ばれ、その名から連想できるように、B級グルメに萌え文化の要素をプラスした、言わば“時代の産物”的な商品だ。

こちらが“萌え”と呼ばれる理由は、まずそのパッケージにある。ブルーベリー入りとラズベリー入りのようかんがセットになった本商品のパッケージは、いずれも、目がパッチリで、丈の短い浴衣を着た美少女のイラストがプリントされた“萌え仕様”。少女たちには、ラズー(ラズベリー)とブルル(ブルーベリー)という名前があり、ラズーはおいしいスイーツを食べることが趣味で、アクティブに体を動かすことを好む性格。一方のブルルは、べリー系果実を使ったスイーツ作りが趣味で、おとなしい性格だがとっても凝り性と、それぞれのキャラも個性も設定されている。

「なぜ相模原で“萌え”?」と疑問を抱くところだが、和菓子に馴染みのない若い世代にも和菓子の素晴らしさを知ってもらいたいという狙いから本商品は企画されたそうで、萌ッ子企画のスタッフの山口由紀子さんも「相模原を萌えさせます」と、大きく意気込む。

中身のフルーツようかんは、相模原産のブルーベリーや神奈川県産のラズベリーをふんだんに使ったご当地色の強いもの。その年に収穫された無農薬の果実のみを使用し、和菓子職人が一本ずつ丁寧に手作りしている。気になる味は、フルーツの甘さがようかんにプラスされ、なめらかで優しい味わいだ。

見た目でも、味でも楽しませてくれる相模原萌えようかん。ご当地B級グルメの新しいスタイルになるか、これからも注目したい。【詳細は、5月10日発売の横浜ウォーカーに掲載】

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