僕がプロデューサーになって楽曲を作り、それをもとに寄付を募って施設にラジオを届ける!という壮大なプロジェクト。今回は私自身が作詞の旅に行ってきました!
今回の楽曲は「地元への恩返し」がテーマ。歌を聴いた人が少しでも故郷の温かさを感じてくれたら…なんて思いながら、フレーズをiPhoneにメモしてきました。けっこうたまってきたし、きちんと完成させて次のステップへ進めるべく、思い出の地に出かけてみました。リアルさが加わればいいな、と。
まずは生まれ故郷の伊勢原。いまは湘南で一人暮らしをする僕ですが、昔からある駅前の大きな鳥居を見ると帰ってきたな~と実感します。なんだか不思議なふわふわした感じになりました。
この感覚をキープしつつ湘南平へ。家族で出かけたこともあったし、免許取りたてのころは当時好きだった子(片思い)と夜景を眺めに行ったりと、青春の甘酸っぱい思い出がいっぱいなんですよ~。さらに、レポーターとして初めて担当した午後の番組のレポート初日も湘南平からでした。僕にとっては深い場所なのです。
さあ気持ちがホクホクしてきたところでいざ作詞! Aメロ、Bメロ、サビ…アレ? 思ったより簡単にできちゃった! これでいいのかなぁ。作詞は完全ド素人だし、果たして聴いてくれる人の心に響くのか…サクサク具合が逆に不安要素になってしまいました。
ん~こういう時こそ他力本願! 一度プロのミュージシャンに見てもらおう。音楽業界にツテが少ない穂積。誰にお願いすればいいのでしょうか…。
(横浜ウォーカー2011年11号に掲載)