球団創設85周年のメモリアルイヤーとなる阪神タイガース。その記念として初のドキュメンタリー映画『阪神タイガース THE MOVIE~猛虎神話集~』が2月14日(金)より公開される。4日(火)には大阪で先行上映会が行われ掛布雅之、松村邦洋が登壇。タイガースを振り返るトークに花を咲かせた。
サンテレビの中継素材を中心に8つの「神話」と称して伝説的なシーンをセレクトされている本作。
登場した掛布は「阪神の長い歴史をわかる映画になっていますし、今の若いファンも、オールドファンの方も喜んでもらえるような内容になっています」と語り呼びかける。また「江夏さん含め、村山さん、藤村さん本当に『個』の力はすごいものですよ」と話し、巨人にも勝る阪神タイガースの『個』の力を再認識されられるのだという。
また舞台挨拶では掛布自身の経歴も振り返り、同期の佐野仙好、田淵幸一の名が上がる。特に田淵には「良いことも、悪いことも」背負ってもらったと話す掛布は「田淵さんという温室があったからこそ」と自身がプレイできたのだと話した。
松村も掛布の話に合わせ吉田義男や、目の前の掛布などのモノマネを披露。その豊富なタイガースの豆知識に笑いが起こった。
さらに、今年の阪神について話題が移り掛布は「(新外国人の)ボーアが打線の柱になるのでは」と予想。走る能力がイマイチなのだと語り、「どうボーアを活かせるのか」がポイントなのだと語った。
松村は「苦しい時ほど頑張ってほしい」と語り、高山俊をあげて「苦しい時ほど頑張ってもらいたい」とエールを送る。そして「今年は原監督が帽子を叩きつけるところを見たい」「源氏と平家、豊臣と徳川、阪神と巨人。常に戦ってほしいですよね」と呼びかけた。
2月14日(金)から上映開始の本作。数量限定特典としてデイリースポーツ優勝号セットの配布が決定。1985年、2003年、2005年の優勝時の紙面と2020年の優勝予想版のセットになっていてファン垂涎ものとなっている。
初日の14日TOHOシネマズ西宮OSでは、サンテレビセレクションと本作の連続上映も決定。2003年のリーグ優勝を決めた試合のダイジェストが上映される。
桜井賢太郎