オープン半年以内の新店を含む、注目10店をセレクト。「淡麗」「泡」といった趣向の異なる豚骨から、台湾まぜそばまで登場!
“なみなみスープ”で豚骨ファンを魅了「なおちゃんラーメン 大濠店」
福岡市・田隈の人気店「ふくちゃんラーメン」の流れを汲む、通称〝ちゃん系〟の最新店。炊く時間と濃度が異なる2つの豚頭スープを絶妙にブレンドし、濃厚でほんのり甘さのあるスープをとる。無料の総菜・ニラキムチはチャーシューで巻いて食べるのがオススメ。ラーメン+替え玉は690円(税込)。
[なおちゃんラーメン 大濠店]福岡市中央区大手門3-6-5 / 092-761-1267 / 10:00~16:00、17:00~21:00(LO)、金曜・土曜・祝前日の夜は~23:00(LO) / 火曜休み
酒にも合う“辛シビ”スープオフ「台湾まぜそば はなび 天神大名店」
台湾まぜそばの元祖、名古屋「麺屋 はなび」の九州唯一の店。唐辛子とニンニクを効かせた合挽き肉(台湾ミンチ)、卵黄、魚粉などを太麺と絡めるまぜそばは、甘さ、辛さが渾然一体となる奥深い味わい。昆布酢などで味の変化を楽しみ、締めには追い飯投入が定番。台湾まぜそば+ハイボールは1000円(税込)。
[台湾まぜそば はなび 天神大名店]福岡市中央区大名2-1-12 / 092-791-2150 / 11:30~15:00、17:00~23:00※売り切れ次第終了 / 水曜休み
クリアすぎると話題の淡麗豚骨「豚そば 月や 大名店」
中洲にある〝クリア豚骨〟専門店が大名に出店。豚骨100%だが、白濁させないようにゲンコツを砕かず、優しく弱火で炊くことで、透明感を残す。まずはピュアなスープを味わえるように、チャーシューのみをのせ、ネギ、カボスを別皿で出す。「豚そば」は昼650円、夜700円(各税込)。
[豚そば 月や 大名店]福岡市中央区大名2-2-44 / 092-791-1875 / 11:30~14:30、18:00~23:30(LO) / 不定休
天神エリアのヘビー級豚骨ラーメン「島系本店 舞鶴店」
G(ガッツリ)系の豚骨醤油を楽しめる店。具の野菜が〝普通〟(150g)から〝増し増し〟(550g)まで選べ、麺量も一般的な博多ラーメンより多い。「島系ラーメン」(1000円・税込)は、麺量220g、豚ウデ肉増量、さらに煮玉子をのせた、最重量級の一杯。
[島系本店 舞鶴店]福岡市中央区舞鶴1-6-14 / 092-714-6776 / 11:00~16:00、18:00~22:00(LO) / 無休
戸畑のニューフェイスは“泡ぶく豚骨”「ラーメン酒場 ロカローラ」
つけ麺&ラーメン「毘侍家(びじや)」(現在は閉店)を経営していた店主が、戸畑駅近くに麺酒場をオープン。ブレンダー仕立ての泡豚骨、辛味豚骨、二郎系と3本柱のラーメンから、モツ鍋、お好み焼きまで、メニューが充実する。2階にも席があり広々。ラーメン+1ドリンクで1100円(税込)。
[ラーメン酒場 ロカローラ]北九州市戸畑区浅生2-8-17 / 093-980-7539 / 17:00~24:00(LO23:30) / 不定休
人気店の味を、小倉にて体感!「博多担々麺 新田屋 梟」
福岡市・薬院「梟」の担々麺にほれ込んだ店主が小倉に開いた、のれん分けの店。スープの基本となるのは豚骨。肉味噌に入る唐辛子とラー油の辛味、酢の酸味、マー油の香ばしさが、まろやかなスープとよく合う。辛さ増し(50円~・税込)にも対応。「担々麵」は700円(税込)。
[博多担々麺 新田屋 梟(ふくろう)]北九州市小倉北区魚町2-3-3 / 093-531-7033 / 11:30~翌2:00(LO) / 無休
北九州で名を轟かす高濃度な一杯!「石田一龍 若松高須店」
「ラーメン王座選手権2019」で約5000杯を売って優勝するなど、北九州で今最も勢いのある店。豚頭とゲンコツを炊く〝屋台〟〝濃厚〟の2種類の豚骨があり、前者はあっさり、後者は追い炊きしてより濃度を上げる。全系列店が店でスープを炊く。「味玉ラーメン」は830円(税込)。
[石田一龍 若松高須店]北九州市若松区高須北3-8-8 / 093-701-9135 / 11:00~16:00、18:00~23:00※売り切れ次第終了 / 不定休
名店のレシピを取り入れた長浜系「長浜らーめん とん平 足立店」
親子で営む長浜ラーメン店の3号店が、「ラーメン無法松」(19年閉店)の跡地に開業。黒豚、アルカリイオン水を使うなど、無法松の店主から伝授されたレシピも取り入れ、両店を融合させた一杯を作る。自家製高菜漬けも、無法松のものを踏襲。「味玉ラーメン」は800円(税込)。
[長浜らーめん とん平 足立店]北九州市小倉北区神岳2-10-24 / 093-533-6331 / 11:00~20:45(LO)※売り切れ次第終了 / 不定休
“ロッパチ”の豚骨だけに安くて旨い!「らーめん新蔵」
高レベルな店が多く集うラーメン激戦区〝ロッパチ〟(県道68号)沿いの豚骨ラーメン店。スープは豚頭、ゲンコツ、皮を強火で炊き続ける、継ぎ足し手法をとる。シンプルなトッピングで手ごろな価格ながら、味の完成度が非常に高く、満足必至。「らーめん」は550円(税込)。
[らーめん新蔵(しんぞう)]福岡県糟屋郡宇美町貴船2-40-12 / 090-3328-1844 / 11:30~21:00 / 月曜休み、第2・4火曜休み
春日市に誕生した新星“熟成とんこつ”「麺処 一修」
〝とんこつ研究所〟を掲げる大名「博多くまちゃんらぁめん」のセカンドブランド。豚のゲンコツのみを熟成させて旨味を重ねる手法、麺が少し太めの切刃24番(太さ約1.4mm)という2点が、既存店との違い。濃度、塩分にも気を配って設定している。「熟成とんこつラーメン」は650円(税込)。
[麺処 一修(いっしゅう)]福岡県春日市若葉台西1-7-2 / 070-4192-6554 / 11:00~15:00、17:30~21:30(LO)、土曜・日曜・祝日11:00~21:30(LO) / 水曜休み
九州ウォーカー編集部