山口県の東南部に位置する周南市。北は中国山地、南は瀬戸内海に面した自然豊かなこの町には、地元で愛され続ける動物園をはじめ、家族みんなで遊べるスポットが点在。3歳のひまりちゃんファミリーが周南市で思いっきりエンジョイしてきたよ!
話題の新ゾウ舎もお目見え!「周南市徳山動物園」
「早く!早く!」と、満面の笑顔を浮かべるひまりちゃんとパパ&ママが向かったのは、地元で長きにわたり親しまれている。周南市徳山動物園」だ。こちらは、旧徳山市の市制25周年を記念して開園。約100種、400匹の動物たちが暮らす園内はコンパクトな広さで、小さな子供でも無理なく動物を見て回ることができる。現在、園内はリニューアル中で、2016年にオープンした動物と触れ合える施設「るんちゃ♪るんちゃ」を皮切りに、自然学習館「ねいちゃる」「ペンギンプール」などの新施設が続々登場中だ。
なかでも、特に注目を集めているのが、2019年オープンした「新ゾウ舎」。屋内飼育場なども備えた鉄筋コンクリート2階建てのゾウ舎は、大きなゾウでものんびりすごせるゆったりとした造り。スリランカゾウのミリンダ(オス10歳)とナマリー(メス11歳)も快適そうだ。
屋外飼育場では、プールで水浴びをする様子、ゾウが動き回る様子を見ることができる。のしのしと歩くゾウの姿を見て「うわあ、大きいね!」とひまりちゃんファミリーも目を丸くして大興奮。
ほかにも、ニホンキジカピパラにペンギンなどたくさんの動物たちを見ることができたひまりちゃん。「動物との距離が近くて迫力があったね」と、パパママも大満足だった。
工夫を凝らした遊具で大はしゃぎ!「周南フレンドパーク」
家族で体を動かすなら、「周南フレンドパーク」へ。周南市の周南緑地(中央緑地)内の周南市野球場北側にある「周南フレンドパーク」は、2007年にオープンした施設。広い敷地内に大型複合遊具などを備え、誰もが利用しやすく、幅広い年代が一緒になって遊べる場となっている。
約40メートルのローラーすべり台やスパイラルスライダー、ロッククライミングなどを組み合わせた大型遊具をはじめ、敷地内には大小さまざまな遊具がたくさん。ひまりちゃんのように小さな子供でも心置きなく遊べる幼児用の遊具もあるので安心!
広い園内を駆け回り、遊具ではしゃぐひまりちゃん。「こういうときの子供の体力は無限だね」とパパもママも苦笑い。無料の駐車場もあり、これから暖かくなるにつれ、ピクニックなどにもオススメのスポットだ。
全国でここだけ!“競艇神社”がある「ボートレース徳山」
周南市徳山に来たらぜひとも訪れたいのが「ボートレース徳山」。山口県内に2つあるボートレース場のひとつだ。
ボートレース場は初体験というひまりちゃんファミリー。きれいに整備された芝生広場を通って、いよいよ入口ゲートへ…とその前に!まずは芝生広場の一角に立つ「競艇神社」をお忘れなく。全国に24あるボートレース場のなかでも、競艇神社があるのはここだけ。レースの前に必勝祈願といこう。
初めてのレース観戦は、やっぱり間近で見たい!と、3人は1階の観覧デッキへ。いよいよレースが始まると、響き渡るエンジン音や激しい水しぶき、水面を切るように走るボートのスピード感に3人はびっくり!「赤がんばれ、青がんばれ」とひまりちゃんも必死で声援を送る。レースが終わり、「あっという間だったね」とパパが振り返れば、「手に汗かいちゃった」とママ。初めはちょっと驚いたひまりちゃんも、慣れれば「次のレースまだ?」とワクワク。
さて、次のレースは室内に入り、2階の一般席から観戦。大きな窓からはコースをより遠くまで見渡すことができ、こちらも臨場感は十分。季節や天候に関わらず、白熱のレースを快適に観戦することができる。
そのほか、場内にはキッズルームも完備。授乳室やおむつ替えシートも備えてあり、小さな子供を連れたパパママにはとっても心強い。キッズルームには、「ボートレース徳山」のマスコットキャラクター、スナメリの「すなっち」のぬいぐるみもあり、キッズに大人気だ。
併設する食堂「マーメイド」もオススメ。ここでは軽食から定食まで多彩なメニューがワンコインで味わえる。「カツカレー」や「海老カツ」「イカカツ」など、“勝つ”にこわったメニューも豊富なほか、子供向けのメニューもそろう。麺類が大好きなひまりちゃんは、迷わずお子様うどん」をチョイス。「え、もう食べたの?」とパパもびっくりするほどの早さでペロリと完食。「ごちそうさま!」
初めてのボートレースを体験し、「これはハマリそう」とパパ。加えて「思っていた以上に家族連れが多いんですよね」と言うと、ママも相づちを打ちながら「正直、イメージと違いました。開放的だし、家族で楽しめました」とニッコリ。ひまりちゃんも「また来たい?」との質問に、「うん!」と白い歯をこぼす。初体験のボートレースは、家族にとって大切な思い出となったようだ。
家族みんなが夢中で遊べる「キッズパーク Cotton」
天候に左右されない屋内施設を選ぶなら、2019年12月にオープンした話題の新施設「キッズパーク Cotton」へ。ここは「くだまつ健康パーク」内にある屋内の遊び場で、0~小学生の子供連れ家族を対象としたプレイスポット。会員制となっていて、利用にするには、1家族1枚の会員証が必要。初回時は登録手続き(入会料100円)を行い、会員証を発行してもらおう。
県内最大級の広さを誇る施設のコンセプトは、“親子で長居したくなる空間”。その言葉どおり、明るく、木材をふんだんに使用した温かみのある造りが魅力となっている。「大きな木のまち」「ミニチュアガーデン」「青の広場」「赤ちゃんの丘」という4つのエリアがあり、木製遊具や国内外からそろえた遊具がたくさん。アート、サイエンス、テクノロジーなどを融合させたコンテンツをつくるチームラボによる「小人が住まう黒板」も常設展示している。
施設内には、親子カフェ「With Café」も併設。子供も安心して食べられる体に優しいメニューを提供している。
また、「保護者にもゆっくり食事を楽しんでほしい」と、カフェ内には専用のおもちゃとキッズスペースがあり、目の届く範囲で子供を遊ばせながら食事ができる。この配慮には「なんてありがたい!」とママも感激しきり。
笑顔で遊びまわるひまりちゃんを見て、「連れてきて本当によかったね」とパパとママ。
しっかり遊び尽くして、帰る頃には、ひまりちゃんはパパの背中でウトウト。家族が一緒になって思い出づくりができる周南市徳山周辺へぜひ足を運んでみよう。
(構成=CRAING/取材・文=前田健志/撮影=梅木啓志)【ウォーカープラス編集部/PR】
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