12/7、高田馬場でオシャレなラーメン店として人気の「麺屋 宗」が中目黒に新店「麺屋宗&SOU」をオープンした。
オーナーが世界的に有名なプロダクトデザイナーである柳宗理の親戚というだけあって、味のみならず、ラーメン店とは思えないオシャレな内装が話題の「麺屋宗&SOU」。そんな同店が、オシャレスポットとして名高い中目黒に進出したと聞くと、やはり気になるのはそのインテリアだ。
「立地的にインテリアや小物に精通した方が多いと思うので、内装などにも一層気を遣いましたね」と語るオーナー・柳氏の言葉通り、注目すべきは見た目もレトロ感たっぷりの“椅子”。柳宗理デザインの「コトブキ60(コトブキロクマル)」というモデルを使用しているのだが、なんとこれは復刻版なのだという。また「席数は9席ですが、高田馬場店よりゆっくりしていただける作りになっていると思います」と、空間全体へのこだわりも明かしてくれた。
もちろんラーメン通を唸らせる味は健在で、魚介系のダシが効いたスープは香りもいいし、一枚一枚丁寧に炙るチャーシューもうまい。オープンの11:30を待たずして外には20人弱の行列ができたが、皆一様に「味」と「インテリア」に注目しているようだった。
最後に柳氏からこんなウレシイ話が。「オープン後1か月程度は、高田馬場と同じメニューでいきますが、ゆくゆくは食券ではなく回数券を導入したり、おつまみやお酒なども提供していくつもりです」
「女性が一人でも入れる」をコンセプトに立ち上げた「麺屋宗&SOU」。カフェのような居心地の良さに加え、夜の“ちょっと一杯”も楽しめる都会のオアシスとして進化を遂げそうだ。【Walkerplus/安藤真梨】