6月1日(水)、日本橋三越本店(東京・中央区)にて、環境ビジネスウィメン主催の「SUPER COOLBIZ 2011」キックオフ・イベントが開催され、“かりゆしウェア”を世に広めようと、沖縄出身のお笑い芸人・ガレッジセールとスリムクラブがファッションショーに登場。スリムクラブの真栄田賢さんは、「涼しいので、これを着て仕事をしたらはかどりますよ!」と、かりゆしウェアをPRした。
かりゆしウェアとは、沖縄県などで着用されるアロハシャツに似たシャツのこと。2005年からCOOLBIZの一環として、内閣府沖縄担当部局を中心に中央官庁で着用されている。そして、節電が呼び掛けられる今夏は、環境省が“より一層の軽装を”と、同イベントを展開し、かりゆしウェアを推奨。「ノー上着を夏のフォーマルに」「ポロシャツやTシャツもビジネスファッションに」といった訴求に加え、かりゆしウェアを大きく取り上げていた。
イベントでは、オープニングセレモニーの他に、ファッションショーなどが行われたが、ステージに登場したガレッジセールのゴリさんは、「沖縄ではかりゆしスタイルは定着しているんですよ」とコメント。相方の川田さんは、「好きな柄はハイビスカス? (ゴリさんのウェアを指差して)よく分からないけど、こういう沖縄の葉っぱですね(笑)」と笑顔を見せるとともに、「最近はかりゆしウェアも、若者が着るようなデザインが増えてきましたね」と紹介した。さらに、スリムクラブの真栄田賢さんは、「涼しいので、これを着て仕事をしたらはかどりますよ!」とPR。それぞれが爽やかな着こなしで、かりゆしウェアのオススメのポイントについて話した。
過去最大の電力不足に直面したことで、夏を乗り切る施策として登場した「SUPER COOLBIZ」の動き。従来のCOOLBIZでは、「みっともない」「だらしない」などの声も上がっていたようだが、今年は環境省が推奨するSUPER COOLBIZファッションが受け入れられるか。ビジネスマンたちのファッションに注目が集まりそうだ。【東京ウォーカー】