ラーメンWalker編集部が本気で選んだ!山形のソウル麺が両方味わえるとっておきの店3選

東京ウォーカー(全国版)

実力あるラーメン店がそろう山形。一方で、ラーメンと並ぶ山形県のソウル麺として、伝統食であるそばも盛んに食べられてきた。そこで今回は、ラーメンとそば、“そばラー”がどちらも味わえるおすすめの店を紹介!<※情報はラーメンWalker山形2020より>

「そば処 泰光(たいこう)」(天童市奈良沢)


「たぬき麺」は毎日の味見で安定した味を。スープも具も麺も一切妥協なし

中華そばと味噌ラーメンの店として開業し、1989年からそば店になった。和風のおいしさを追求して作った「たぬき中華」が評判。たっぷりとのった山形県産の長ネギの辛味と香りがアクセントに。そばも中華そばも毎日3人で味見し、安定した味を提供し続けている。

こちらも合わせて楽しみたい「本わさび付盛りそば」

カツオ節のみでダシを取るスープは、シンプルだからこそごまかしがきかない。そばのつけダレのために節を炊いてきたこともあり、火加減などの調整が感覚でわかる。そばの技術がしっかりとラーメンにも生かされている名店だ。

<住所:天童市奈良沢甲155-1 / 時間:11:00〜19:30(LO19:20)、火曜〜14:00(LO) / 休み:なし>

「大蔵山蕎麦 ねぎぼうず」(大蔵村合海)


【写真】自家製ダブルスープにツルシコ麺が絡む本格派ラーメン「とり中華」

大蔵村産のそばに魅了された店主が、新庄からそば店を移転・新築した。大蔵村の最上鴨やトマトなど使った十割そばメニューのほか、新庄名物とりもつラーメン、地酒など、山形の食が充実。「新しいのに懐かしい」がテーマの古民家風店内は、地元の魅力が満載だ。

山形名物・板そばを独自の板で提供する「十割板そば」

そば粉は、栽培に適した環境が整った大蔵村の「最上早生」100パーセント。店主渾身の十割そばは、その豊かな甘味と香りが際立つ。

<住所:最上郡大蔵村合海544-55 / 時間:11:15〜15:00(LO14:30)※そばはなくなり次第終了 / 休み:火曜(祝日の場合翌日)、夜は宴会のみ(要予約)>

「手打ち蕎麦いしやま」(山形市十日町)


素材の旨味を抽出した絶妙なバランスのスープが自慢の「中華そば」

さまざまな素材を組み合わせた創作ラーメンやそばを趣味で作るほど、ラーメンとそば愛にあふれる店主が営む。中華そばは上品な和風ダシが香る、そば店ならではのスープが評判だ。麺を全粒粉に替えたり、スパイスを工夫したりと、ブラッシュアップし続けている。

野菜の甘味、紅生姜の香りが広がるかき揚げも好評な「かき揚げもり」

麺は、そばを茹でるのと同じように、大きな鍋で麺を泳がせて茹でることで、麺の個性をしっかりと引き出している。繊細で切れやすいそばを茹でてきた経験が生かされている。

<住所:山形市十日町3-9-30 / 時間:11:00〜14:00(LO)※スープがなくなり次第終了 / 休み:水曜(祝日の場合営業)>

人気のソウル麺、“そばラー”を提供する3店を紹介した。このほかにも数多くの名店が存在するので、まずは「ラーメンWalker山形」お墨付きの店から訪れてみよう。

※価格はすべて税込み

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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