三重県・伊賀といえば忍者を連想する人も多いかもしれないが、豊かな自然や多彩な食材といった魅力もある。そんな伊賀の食材の中から、伊賀のもち米と松尾芭蕉の名前がついた「芭蕉こんにゃく」を使用した新感覚のドリンク&フードが誕生。その名も「伊賀ライスムージー」と「なまもちぷりん」。中目黒の新スポット「OPEN NAKAMEGURO(オープンナカメグロ)」にて、3月16日(月)のグランドオープンに先駆け、9日(月)から期間限定で販売される。
まるで“飲むおもち”な「伊賀ライスムージー」
「伊賀ライスムージー」とは、伊賀産のもち米を使用した新感覚のスムージー。忍者の携帯食として有名な「兵糧丸」は、高栄養素の漢方や食材を粉にして丸めた薬だが、それにヒントを得て、もともと栄養価の高いもち米を、より吸収率を高めるように現代風にアレンジ。とろっとろ、もちもちの“飲むおもち”のようなスムージーが誕生した。
米を牛乳に浸し、炊き上げて作るスムージーは、キビ糖を使って優しい甘さに仕上げている。味はプレーン(500円)のほか、ほうれん草、バナナ(各550円)の計3種類をラインナップ。1杯で約0.5合の米を使っているので、腹持ちもよく、忙しいときには朝食やランチのかわりにもなりそう。
コンニャク入りの甘味「なまもちぷりん」
もう一つの新感覚スイーツが「なまもちぷりん」(350円)。こちらも伊賀産のもち米を使用していて、中には細かくカットしたコンニャクが入っている。コンニャクには、伊賀の温泉地・大山田の特産品である「芭蕉こんにゃく」を使用。三重県伊賀に生まれた松尾芭蕉がコンニャク好きだったことから命名されたものだ。
程よく弾力のあるコンニャクの食感がアクセントになった「なまもちぷりん」は、もち米の食感を残しつつ、優しい甘さと硬さに仕上がっている。
複合型プラットフォームスペース「OPEN NAKAMEGURO」
「OPEN NAKAMEGURO」は、“誰にとっても境界線のない、オープンな場所・拠点”がコンセプトの新スポット。カフェ機能を持ちつつ、ちょっとしたパーティーや個展などのスペースとしてレンタルすることもできる。
カフェメニューでは、焙煎士と開発したオリジナルブレンドのコーヒー豆を使い、濃厚に抽出したこだわりのエスプレッソ(370円)や、それを使ったカフェラテ(450円)がおすすめ。コーヒーが苦手な人には、自家製レモネード(500円)やジンジャーエール(500円)なども用意されている。
コンセントを設置したカウンター席もあり、コワーキングスペースとしての利用も可能。気軽にふらっと立ち寄れる「OPEN NAKAMEGURO」で、期間限定の新感覚スイーツをぜひ試してみよう。
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岡部礼子