最新のテクノロジーで芸術作品の世界を蘇らせる、日本初の没入体験型ミュージアム「Immersive Museum」(イマーシブミュージアム)が4月17日(金)~8月12日(水)の期間、天王洲の寺田倉庫G1-5Fで開催される。
「Immersive Museum」は、近年、演劇やアート、エンターテインメントのジャンルで世界的なトレンドである「Immersive=没入感」をキーワードにした新たなアート体験プログラム。特別な音響効果と、壁面・床面全てに投影される没入映像を組み合わせ、広大な屋内空間に名画の世界を再現。来場者は空間内を自由に歩き回り、全身で名画の世界に入り込んだようなアート体験を楽しむことができる。
日本開催第1弾となる今回のテーマは「印象派(IMPRESSIONISM)」。19世紀の西洋絵画研究で知られる、早稲田大学文学学術院の坂上桂子教授監修のもと、世界的に人気の高いクロード・モネの作品を中心に、印象派を代表する8名の画家と約70作品を選定。モネの「睡蓮」、エドガー・ドガの「踊り子」、ピエール=オーギュスト・ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」といった印象派の名画の数々を没入映像化した。
倉庫を生かした高さ5.5メートル、約1400平方メートルの巨大空間に、印象派の作家たちの視点で見た作品世界を再現。従来の鑑賞型から体感型へ、アートの世界の新たな扉を開く展覧会だ。
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