「機動戦士ガンダム00」以来、およそ2年半ぶりとなるテレビシリーズの新作「機動戦士ガンダムAGE」(MBS・TBS系列)の放映に合わせ、バンダイナムコが“プラモデルと玩具の完全連動”をコンセプトにしたガンプラの新ブランドを投入。放映が始まる10月から「AG(アドバンスドグレード) 1/144 ガンダムAGE-1」(各630円)が順次発売される。
これは、劇中に登場するモビルスーツを1/144スケール(全長約12.5cm)で再現し、“ゲイジングチップ”と呼ばれるICチップを搭載したガンプラ。全国の玩具店や百貨店、量販店などに設置される予定の店頭無料ゲーム什器「ゲイジングバトルベール」(プレイは無料)で、ゲイジングチップが搭載されたガンプラやフィギュアをゲイジング(スキャン)すると、自分のモビルスーツがゲーム画面に現れ、バトルシミュレーションゲームが楽しめるのが特徴。このAGシリーズでは機体を3体までゲイジングすることができ、小隊を組んで敵と戦うことも可能だ。
また、従来のガンプラより大きめのパーツになっており、工具・接着剤といった道具や塗装も不要なので、ガンプラ初心者でも簡単に組み立てられるのもポイント。ラインアップは、10月に発売される「ノーマル」のほか、「タイタス」(11月発売)と「スパロー」(12月発売)の3種類となっている。
さらに、同商品と同じく店頭設置の「ゲイジングバトルベース」と連動して遊べる1/100スケール(全長約19cm)の彩色・組み立て済みフィギュア「GB(ゲイジングビルダー) 1/100 ガンダムAGE-1 ノーマル」(2940円)も10月に発売予定。
こちらは、肩や胴体などにゲイジングチップを4枚搭載したほか、今回のガンダムの特徴である手や脚の換装システムを再現。別売りの強化パーツ「Gウェア」(1260円~)などに組み替えることで、劇中の換装再現はもちろん、オリジナルのモビルスーツをカスタマイズすることもできる。
このほか、登場キャラクターのボイスや効果音を収録し、7つのパイロットシミュレーションゲームが楽しめる「ガンダム専用起動装置 エイジデバイス」(2415円)や、主人公のパートナーロボット「ハロ」をモチーフにした「ゲイジング ハロ」(5985円)など、ガンプラやフィギュアと連動して遊べるアイテムも続々登場する。
テレビアニメとアイテムを“連動”させるガンダムの新しい楽しみ方として話題になりそうな今回の取り組み。アニメと合わせて今後の展開に注目だ。【東京ウォーカー】