AKB48、倉木麻衣、加藤ミリヤらが元気を発信! 「LOVE in Action Meeting」開催

東京ウォーカー

6月14日、東京・千代田区の日本武道館でライブイベント「Love in Action Meeting(LIVE)」が開催。AKB48、倉木麻衣さん、加藤ミリヤさんら豪華なメンバーが、東京と仙台の会場に歌とメッセージを届けた。

「LOVE in Action プロジェクト」は、若年層の献血参加を呼びかける日本赤十字社の活動。本イベントは、このプロジェクトの一環として、6月14日が世界献血者デーであることにちなんで開催されている。今年は、先の震災の影響を受けて、「このイベントを通じて、東北にも自らの思いを届けたい」というアーティストの熱意により、仙台のライブビューイング会場と中継を繋いで行われた。

オープニングアクトを務めたのはAKB48。この日は、大島優子さん、高橋みなみさん、柏木由紀さん、渡辺麻友さん、板野友美さんら16人が出演し、「ポニーテールとシュシュ」「Everyday、カチューシャ」など5曲を披露した。大島さんはMCで「東日本大震災により被災された方々、またこの震災で心を痛めている全国の方へ、私たちのパワーが少しでも届くように、今日は思い切り歌って、踊りたいと思います」と仙台会場に向けてメッセージ。続いて、高橋さんが「私たちAKB48は“誰かのために”、今、自分ができることを考えアクションを起こしていきたいと思います」と話すと、名曲「誰かのために~What can I do for someone~」を歌い、観衆の感動を誘った。

次に、若い世代に人気の若手実力派シンガー、清水翔太さんと加藤ミリヤさんが続けて登場した。「献血の大切さを伝えるって真面目なメッセージなのに、ちょっと半ズボン履いてて大丈夫かな」とユーモアを込めて自分の服装をダメ出しして笑いを誘った清水さんは、「大事なのはきっかけだと思うので、今日という日が(献血に参加する)きっかけになればいいと思います」と話し、尾崎豊さんのカバー曲「Forget-me-not」をピアノ弾き語り。会場をしっとりとした雰囲気に包み込んだ。

一方、大胆な衣装で登場して観客を驚かせた加藤さんは、「BYE BYE」から「AITAI」まで多彩な5曲を披露。2度目の出演となる今回は、先の震災を受けて、届けたい思いが一層大きかったようで、「仙台のみんな、見てますか?」と仙台会場に向けて言うと、「ここから私のメッセージを届けるので、みんな一緒に歌ってください」と熱く呼びかけ。5曲目の前には、「最後に歌う曲に私がみんなに伝えたいメッセージを込めてあるので、私の言葉を聴いてください。ここにいる全ての勇者たち、そして仙台にいる勇者たちにこの歌を捧げたいと思います」と話し、ポジティブな気持ちになれる楽曲「勇者たち」を歌い、観客に勇気を届けた。

ラストを飾ったのは、倉木麻衣さん。本イベント初参加となる倉木さんは、「Love,Day After Tommorrow」「Stand Up」など、愛や元気のパワーに満ちた7曲のラインナップ。「3月に東日本大震災があり、一人ひとりそれぞれが“いま何ができるのか”って考えるきっかけになったと思います。自分のストレートな思いを“LOVE in Action”のように実行していくことが大事なんじゃないかな」と語り、チャリティソングとして制作した「あなたがいるから」を披露した。そして最後には、会場との「always」の大合唱でイベントを締めくくった。

なお、仙台会場にも「LOVE in Action プロジェクト」に賛同する有名人が集結。地元出身のお笑いコンビ・サンドイッチマンや献血啓発映画「八月の二重奏」に主演している女優・南沢奈央らが会場を盛り上げたほか、Crystal Kayさん、Metisさんが曲を披露。Crystal Kayさんは、「みんな一人じゃないよ。日本全国、そして世界中のみんなも心ひとつ、思いはひとつなので一緒に前を向いて歩いていこうね」と今だ震災の爪あとが大きく残る仙台の人々にメッセージを送った。

アーティストたちの言葉は、献血や震災復興を改めて考えさせられる機会となった「Love in Action Meeting(LIVE)」。6月15日(水)も開催され、ゆず、AAA、BREAKERZなどが出演予定。次は、彼らがどんなメッセージを届けてくれるか注目だ。【東京ウォーカー】

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