大阪の超人気店の味噌ラーメン4選!王道からベジ味噌まで個性が光る一杯を店主が紹介

関西ウォーカー

札幌が発祥の味噌ラーメンだが大阪にも本場をしのぐ名店が!こだわりの味噌を使った、個性あふれる一杯はコレだ!<※情報は関西ウォーカー(2020年6号)より>

クリーミーでスパイシー!炒めた味噌のコクにハマる「らーめん颯人」


店主の石垣さんは北海道の人気店や大阪の名店で長年練磨。北海道での修業経験を生かしたみそらーめんは、クリーミーさとスパイシーさが共存する至極の一杯だ。ミシュランガイド「ビブグルマン」にも輝いた行列店の味を堪能して。

みそらーめん(1000円・税込)。中華鍋で炒めるように味噌と白湯スープを合わせる北海道スタイル/らーめん颯人


ゴロゴロチャーシューや山椒、生姜、柚子皮が味のアクセントに。

■ラーメンDATA/麺:中太・ストレート・自家製麺(135g) タレ:味噌 仕上油:香味油 こってり○●○○○あっさり 種類:丸鶏、鶏ガラ、豚肉など

糀味噌など5種をブレンドした味噌ダレが、オンリーワンの味わいを生む/らーめん颯人


「長野の浮糀味噌や兵庫の六甲味噌など、5種をブレンドしています。しっかりとした味噌を受け止めるため、スープは鶏と豚に野菜も加えた白湯スープ。中華鍋でモヤシと共に炒めるように味噌とスープを合わせて、クリーミーでコクのある味わいに。山椒や生姜を効かせ、すっきり飲み干せるあと味にもこだわっています」と、「らーめん颯人」店主の石垣 直人さん。

2015年2月にオープン。白を基調にしたすっきりとした空間/らーめん颯人


■らーめん颯人<住所:大阪市北区南森町1-2-2 電話:06-6312-8276 時間:11:00~※食材がなくなり次第終了 休み:月曜 席数:7席 タバコ:禁煙 アクセス:地下鉄南森町駅より徒歩3分>

味噌&スパイスを40種も!記憶に残る奥深い一杯「創作らーめん style 林 塚本本店」


40種もの味噌&スパイスを使う手間とコストの高さから、月1の限定品となっていた北海道風味噌ラーメンが、2月にグランドメニューに復活した。「みつか坊主」で修業を重ねた風雲児が目指す、記憶に残る一杯をこの機会に味わって。

【写真を見る】北海道風味噌ラーメン(1080円・税込)。すっきりとしたスープに、豪快に炒めた野菜で香ばしさをプラス/創作らーめん style 林 塚本本店


牛乳とバターが隠し味の肉味噌や生姜などが詰まった巾着で味変も。

■ラーメンDATA/麺:中太・ちぢれ・池村製麺所(130g) タレ:味噌 仕上油:なし こってり○●○○○あっさり 種類:豚骨など

麹味噌で塩分をプラスしたりと、独自の調合で個性の強い味噌を華麗に調和/創作らーめん style 林 塚本本店


「名古屋の味噌蔵から仕入れている手作りの味噌など、全国からえりすぐった味噌にスパイスを1g単位で調合。みりんなどで延ばさずに手作業で混ぜるため、仕込む時はいつもスタッフ総出で行っています。非効率の向こうに旨さがあると思っていますので、これからも妥協することなくハンドメイドしていきます!」と、「創作らーめん style 林 塚本本店」店主の林 隆臣さん。

カウンター席のみ。中華鍋を豪快に振るエンタメ性も魅力/創作らーめん style 林 塚本本店


■創作らーめん style 林 塚本本店<住所:大阪市淀川区塚本2-23-9 電話:06-6305-5667 時間:11:00~15:00、18:00~23:00(LO22:45) 休み:第3木曜 席数:10席 タバコ:禁煙 アクセス:JR塚本町駅より徒歩1分>

本場の味を独自にアレンジ!懐かしくて新しい王道味噌「YAMACHAN」


鶏の旨味に魚介の風味を加えた2種の中華そばがメインだが、北新地の和食店で腕を磨いた店主いわく「友人にリクエストされて」考案した味噌ラーメンもじわりと評判に。本場・北海道の味噌&麺を使った、王道なのに新しいコクをぜひ。

味噌らーめん 味玉トッピング(950円・税込)。5種の味噌を独自ブレンドしたコクのあるスープに広がるラードの油膜。北海道のブランド小麦、春よ恋100%の縮れ麺の喉越しも格別/YAMACHAN


■ラーメンDATA/麺:中太・縮れ・西山製麺(140g) タレ:味噌 仕上油:香味油 こってり○○●○○あっさり 種類:豚肉など

味の濃い北海道の味噌に信州の味噌をプラス。コチュジャンも効いている/YAMACHAN


「北海道の昔ながらの味噌に信州の赤味噌や白味噌などをブレンド。クラシックな北海道の味噌ラーメンに、独自の新しさを加えています。仕上げる直前にスープに溶かし入れることで、味噌の風味を飛ばさずキープ。河内名物のからから味噌と自家製のラー油を合わせた辛味噌らーめん(950円・税込)もおすすめです!」と、「YAMACHAN」店主の山崎 高志さん。

高架下の商店街にある。“ビニシー”内はカウンター席のみ/YAMACHAN


■YAMACHAN<住所:大阪市福島区福島7-11-51 電話:非公開 時間:11:30~14:00、18:30~翌1:00 休み:日曜 席数:7席 タバコ:禁煙 アクセス:JR福島駅より徒歩3分>

野菜の甘味が溶け込んだ優しい白味噌仕立て「みつか坊主 醸」


白味噌・赤味噌・辛味噌を軸に、肉類や魚類、乳、卵を一切使わないヴィーガンラーメンなど、多彩に展開する味噌ラーメン専門店。野菜の甘味が溶け込んだ唯一無二の“ベジ味噌ラーメン”は華やかなルックスもあいまって女性に好評。

冬の野菜の味噌らーめん 蒸し鶏のせ(1410円・税込)。京都の白味噌仕立てのポタージュスープに冬野菜をトッピング/みつか坊主 醸


春野菜に変わる4月1日(水)に、ヴィーガン仕様にバージョンアップする予定。

■ラーメンDATA/麺:中細・ストレート・池村製麺所(130g) タレ:味噌 仕上油:なし こってり○○●○○あっさり 種類:魚介、野菜のペーストなど

ベジ味噌ラーメンは2種の白味噌がベース。全部で5種をブレンドしている/みつか坊主 醸


「中太麺の赤味噌らーめんは愛知の豆味噌を数種、細麺の白味噌らーめんは京都・石野味噌の白味噌がベース。種類によって味噌や麺を変えていて、“ベジ味噌ラーメン”は白味噌をメインに長野と富山の味噌をブレンドしています。仕入れる時は生産者を訪ねることも。土地ごとに異なる豊かな風味をこだわりの一杯で楽しんで」と、「みつか坊主 醸」店長の横山 拓哉さん。

パブのようなスタイリッシュな空間では大阪の地ビールも/みつか坊主 醸


■みつか坊主 醸<住所:大阪市北区大淀南1-2-16 電話:06-6442-1005 時間:11:30~14:30(LO)、18:00~22:00(LOフード、ドリンク22:30) 休み:月曜 席数:32席 タバコ:禁煙 アクセス:JR大阪駅より徒歩10分>

関西ウォーカー編集部

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