神奈川のガチうま定食 トンカツ編【Part1】

横浜ウォーカー

親しみやすい存在なのに「今日は奮発してトンカツを食べよう!」という気分にさせるごちそう感は、定食の中でも特別な存在と言えるだろう。サクサクの衣をまとった分厚い肉の断面にはつややかな肉汁がにじみ、香ばしくも食欲をそそる匂いが立ち上がる。ソースをたらりとかけて頬張れば、ほとばしる肉の旨味とソースの染みた衣が交じり合い、ご飯を食べる手が止まらなくなる。肉・衣・ソース、三位一体の職人技を存分に楽しめる旨い店をご紹介。

「とんかつ定食」(昼 1,400円、夜 1,900円)、ピュアな旨味と甘い脂をたたえた林SPF豚を150g~160gも使った迫力のトンカツ。ご飯、豚汁、漬物付き

横浜No1.とたたえるファンも多い、昭和な風情の専門店「味のとんかつ 丸和」


一番人気の「ロースかつ定食」(昼 2,200円、夜 2,500円)。脂と赤身のバランスのいい肩ロースで厚みも充分。口の中でじゅっと溶ける甘い脂にうっとり

メニューは昼も夜もトンカツの定食のみ。流行りに左右されず、いい素材を店主が極めた最高の揚げ方で提供。ちょっと硬めに炊いた山形県産はえぬきのご飯をはじめ、キャベツや豚汁もお代わり自由。

揚げてこそ光る豚肉!

健康的に育てた元気で旨い豚肉

硬いものはNGだが、柔らかすぎるのもらしくない。程よい弾力と甘く旨味のある脂の林SPF豚を使用。

火入れの加減が旨さの秘訣

熱伝導のいい鋳鉄の大鍋で高温でカラリと揚げて余熱で火を通す

揚げ油はラード100%。際立つ香ばしさと、揚げたてのさらっとした口当たりのよさが魅力。

揚げ油はラード100%

肉の明脇役パン粉・ソース


衣の食感、ソースと肉の相性。脇役がしっかりしてこそ、ひと口目から夢中にさせるトンカツに。

揚げてるときは無口になる豚肉と


■味のとんかつ 丸和 住所:神奈川県横浜市中区住吉町5-61 電話:045-641-0640 時間:11:30~14:00、17:30~20:00(各LO)※売切れ次第終了 休み:土曜の夜、日曜 祝日 席数:24席 ※禁煙 駐車場:なし アクセス:横浜市営地下鉄関内駅8出口より徒歩2分、JR線関内駅北口より徒歩5分、みなとみらい線馬車道駅5出口より徒歩5分

横浜ウォーカー編集部

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