手嶌葵が切なげに熱唱!ジブリ最新作の主題歌「さよならの夏~コクリコ坂から~」

東京ウォーカー(全国版)

6月22日(水)、都内にて、スタジオジブリの最新作「コクリコ坂から」とKDDIによるキャンペーン発表会が行われ、「ゲド戦記」以来、2作目のジブリ主題歌を担当する歌手の手嶌葵さんが出席。主題歌「さよならの夏~コクリコ坂から~」の生歌を披露し、「ちょっと切ない曲です」と紹介していた。

同キャンペーンは、総合通信社との“初コラボ”として、au限定で、スタジオジブリがコンテンツをモバイル配信するという企画。映画「コクリコ坂から」の劇場予告編や、宮崎吾朗監督のインタビューを収録したスペシャルムービーが配信されるという。さらに、手嶌葵さんが歌う主題歌(体験版)や、「きせかえtouch」など、デジタルコンテンツのプレゼントも実施。

同日は、会場に登場した手嶌葵さんが、報道陣を前に主題歌「さよならの夏~コクリコ坂から~」の生歌を、情感たっぷりに披露。透明感のある声を会場に響き渡らせ、KDDI代表取締役執行役員専務である高橋誠氏を、「(映画の舞台である)横浜の情景が浮かんでくる歌でした!」と唸らせていた。

また、同映画とタイアップしたKDDIの新CMも発表されたが、CM撮影時の感想として、手嶌さんは、「横浜の美しい洋館や、美しい海、風、夕陽などが見られてとっても素敵な思い出になりました」とニッコリ。昨日誕生日を迎えたということで、サプライズで花束が贈呈され、「24歳になりました」とハニかんでいた。

ちなみに、「この映画の見どころは?」と聞かれ、同発表会に出席していたスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは、「1963年の横浜が舞台。その時代の高校生の男女の物語なんですが、“みんなが力を合わせる時代”の青春が描かれているんですよ」とPR。「これまでは、宮崎駿をはじめ、スタジオジブリはデジタルとかインターネットに背を向けていたところがあるんですが、どっかでいずれやらなければ…と思っていたので、今回は覚悟してその世界と付き合っていこうと思いました」と、内情も打ち明けていた。

最後に手嶌さんは、「宮崎吾朗監督の『コクリコ坂から』は、爽やかだけど、少しドキリとする映画。ぜひ劇場に足を運んで観てみてください。また、新CMでは横浜の風景と主題歌をともに楽しめます」とコメント。「CDの方もよろしくお願いします(笑)!」と笑顔を見せて、イベントを締めくくっていた。

なお、同キャンペーンは、7月1日(金)~8月31日(水)までの期間実施。映画「コクリコ坂から」は7月16日(土)から全国で公開予定だ。舞台となっている横浜では、スタジオジブリが制作したガイドマップの無料配布や、スタンプラリーなども展開されているので、この夏はどっぷり映画の世界に浸かってみるのもオススメだ。【東京ウォーカー】

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