“日本三大花火大会”と言えば?

東京ウォーカー(全国版)

よく耳にする"日本三大○○"(ちなみに"三大○○"というランク付けをするのは日本独特なんだとか)。

花火界でも日本三大花火大会と呼ばれる大会があり、通の間では話題に上る機会が多い。

現在、日本三大花火大会と呼ばれているのは、「全国花火競技大会 大曲の花火」(秋田)、「土浦全国花火競技大会」(茨城)、「長岡まつり大花火大会」(新潟)の3つ。

このうち、大曲と土浦は、内閣総理大臣杯が授与される権威ある大会としても知られ、全国の花火職人たちの芸術性の高い力作花火が見られる。一方、長岡は「復興祈願花火 フェニックス」をはじめとするスターマインや正三尺玉など、芸術性が高くスケールの大きな花火で構成され、こちらも多くの花火ファンから愛されている。

また、これらが日本三大花火大会に数えられるようになったのは近年で、江戸時代には三河・吉田(愛知県豊橋市)、常陸・水戸(茨城県水戸市)、甲斐・市川(山梨県市川三郷町)で行なわれていた花火大会が三大花火大会と呼ばれていた。

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