どこから見ても丸い花火の意外な事情

東京ウォーカー(全国版)

日本の花火は、玉を割る火薬が中央に仕込まれていて、中心から爆発したのちに「星」と呼ばれる火薬が四方八方に球状に散ることから、上下左右どこから見ても円形に見える。

これは日本では花火大会が町のあらゆる角度から見られていたため、どこから見ても同じキレイな球状にする必要から発達した技術で、日本独自のものだそう。

この技術で作られた花火が開いたときの球(円)を「盆」と呼び、完全な円になるのが理想的で花火を球状に割ることを目的に発達し、花火競技大会でも「盆が良いか悪いか」ということが重要な審査基準となっている。

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