花火の打ち上げ方法はさまざまあるが、一般的には、底に打ち上げ用の発射火薬を入れた筒を固定して立て、その筒に花火玉を入れると同時に筒の口から「投げ込み」または「落とし火」という火の塊を落として着火する方法をとることが多い。
筒の底で爆発した発射火薬のパワーで花火玉は空高く放出される仕組みになっている。
そうして花火玉が打ち上がると、同時に花火玉の導火線にも火が移り、一定時間が経過すると玉を割る中心部の火薬に着火、そこで爆発して「星」という火薬が燃えながら四方に散ることで丸い大輪の花を咲かせる。
この、従来の人手による直接点火だが、この方法は危険を伴うため熟練の技が必要。
そこで現在では、小さな号数の玉でも予め筒に装填した上で電気線を配線し、遠隔着火させる電気点火方式が増えつつある。