ハリー・ポッターを観て英国留学!? 2人に1人が映画を観て行動に変化

東京ウォーカー(全国版)

仕事や恋愛、家族との関係など、人にはそれぞれその行動や、人とのつながりを変えるきっかけがあったはず。「マイシアター」が、20~39歳の男女500人に「映画に関する意識調査」を実施したところ、2人に1人が“映画”がきっかけで行動や心情に変化があったことが明らかになった。

■自分を元気にしてくれたもの、テレビや漫画を抑え「映画」が1位に

はじめに、「映画」「テレビ」「書籍」「漫画」といったメディアの中で、「最もあなたの価値観に影響を与えたものは何ですか?」と質問したところ、1位は、38%で「書籍」、2位は、「映画」で24%、「テレビ」と「漫画」は、同率で19%となった。さらに、「最もあなたを元気にしたものは?」という問いでは、3割以上の人が「映画」と回答し、トップに。以下、「漫画」(26%)、「テレビ」(25%)、「書籍」(17%)と続き、先ほど1位だった「書籍」を上回る結果になり、「映画」には、人を“元気”にするという傾向があることがうかがえた。

■留学や登山…2人に1人が映画の影響で行動に変化

では、実際にどのような変化があったのだろうか。「自分の行動が変わったことがありますか?」と聞いたところ、50%と、2人に1人が「ある」と回答。具体的な変化として、「家族を大切にするようになった」が43%と最も多く、「『アイ・アム・サム』を観て、家族愛に感動。自分も家族の愛に応え、自らも愛そうと思った」(27歳・女性)、「『アルマゲドン』を観て、自分を犠牲にしてでも家族は大切にしたいと思った」(26歳・男性)というエピソードが寄せられた。

また、2位には、「『かもめ食堂』を観て、ヘルシンキへ旅行に行った」(26歳・女性)など、「旅行に行った」(37%)がランクイン。以下、「友達を大切にするようになった」(29%)、「何かを購入した」(25%)、「ファッションを変えた」(18%)、「ヘアスタイルを変えた」(14%)が続いたほか、「将来の夢ができて、その夢を目指すようになった」「転職した」など、自分の夢や職業に影響したという人や「好きな人に告白した」「恋人にプロポーズした」というふうに、恋愛でアクションを起こす人もいた。

元気をもらった人、音楽やスポーツを始めた人、留学をした人もいるほど、映画は、ほかのメディアに比べて影響力があることがわかった今回の調査結果。あなたにも“特別な映画”がありますか?【東京ウォーカー】

映画を観て行動や心情が変わったエピソード

◇『アイ・アム・サム』を観て、家族愛に感動。自分も家族の愛に応え、自らも愛そうと思った(27歳・女性)

◇『アルマゲドン』を観て、自分を犠牲にしてでも家族は大切にしたいと思った(26歳・男性)

◇『フラガール』を観て、ウクレレを始めた(37歳・女性)

◇『余命1ヶ月の花嫁』を観て、愛する人を大切にしよう、一生懸命生きようと思うようになった(28歳・男性)

◇『かもめ食堂』を観て、ヘルシンキへ旅行に行った」(26歳・女性)

◇『岳 -ガク-』を観て、山登りを始めた(29歳・女性)

◇『となりのトトロ』を観て、自然を大切にしようと思った(34歳・女性)

◇『タイタンズを忘れない』を観て、アメフトを始めた(28歳・男性)

◇『ハリー・ポッター』を観て、イギリスに留学した(28歳・女性)

<調査概要>

調査期間:2011年6月22日~6月23日

調査方法:インターネット調査

調査対象:20~39歳の男女(有職者)合計500人

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