いくつもの花火を組み合わせて連続的に打ち上げ、ひとつのテーマを描き出すスターマイン。
通常の数十発から数百発打ち出すスターマインを1セットとすると、これを何カ所か等距離をとって並べて設置した上で、全て同時に、あるいは特定の順番で一斉に打ち上げるというダイナミックなものが「ワイドスターマイン」で、「長岡まつり大花火大会」(新潟)などが有名だ。
ほか、尺玉などを混ぜる場合、尺玉など単発花火だけを複数箇所から同時に打ち上げるものも一斉、ワイド(展開)、ワイドスクリーン、ワイドシネマ方式などと呼ばれる。ワイドと呼べるのは最低3カ所で同時に打つ場合で、5カ所くらいが一般的。規模が大きいところでは10~15カ所から打ち上げるという迫力満点のワイドスターマインも。