世界中、どこでも景気の悪い話ばかり。でもそんな中で簡単に年間20万円の余剰資金を生むことができるんです。
毎日忙しい皆さんに、風呂の残り湯でトイレを流せとか、使っていないコンセントは基本抜いておけ…なんてことは言いません! でも、トイレの流し方を変えたり、電球を取り替えたりするだけで年間3000〜1万数千円節約できるとしたら…? がぜん興味が湧いてくるのでは?公共料金の節約というと、どうしてもケチケチした生活をイメージしがちだが、実際はちょっとした工夫で、日常生活を送りながら大きな効果を得ることができるのだ。
■白熱電球3個を電球型蛍光灯に替えると1万8000円
白熱電球を電球型蛍光灯に替えるだけで、1個につき年間約6000円の節約に(1日18時間使用した場合)。販売価格が割高なため敬遠されがちだが、寿命はなんと6〜10倍。あっという間にモトが取れるのだ。さっそく家に白熱電球が何個あるか数えてみよう!
■シャワー時間を3分短くするだけで年間3153円
トイレのレバーは1回につき「大」約15リットル、「小」約10リットルの水を流す。水道代はおよそ0.24円/リットル。例えば、1日大1回、小7回の利用をすべて大で流した場合の水道代は28.8円。使い分けると20.4円で済み、1日8.4円の節約に。家族が多いほど効果は大きい。シャワーからは毎分12リットルの水が出ている。だからシャワーの時間を3分短くするだけで年間3153円の節約に。特に冬は体を温めようと長時間になりがち。浴槽1杯分の湯はシャワー1回分とほぼ同じなので、湯舟で温まり、その湯で全身を洗えばさらに節約に。
■風呂の追い炊き禁止で年間2555円
追い炊きで風呂の温度を3℃上げると、約7円のガス代が発生する。100円ショップで売っているアルミシートを浴槽大に切って湯に浮かべ、さらにフタをすれば1〜2時間はほとんど冷めない。ダンナの帰宅が遅い家庭は、さっそく実践してみよう!
日ごろ、意識せずに、それこそ湯水のように使っている電気やガス、水道を少しだけ大事に使うことで、サイフはもちろん、地球にだって優しくなれるはず。公共料金が高くなりがちな冬こそ、サイフのヒモをギュッと締めて、エコな節約生活を実践してみてはいかがだろうか?【東海ウォーカー】