花火職人が打ち上げ筒に直接点火するイメージの強い打ち上げ花火。
だが、1980年代中頃からは電気点火により、手付けではなく電気で着火する点火方法を導入するところが増えはじめ、今ではこちらが主流となっている。
1994年には「丸玉屋」が業界で初となる花火専用のコンピュータシステムを導入し、以降は急速に広がっていった。特に花火と音楽とをシンクロさせるショー的な演出には欠かせなくなっている。
例えば「丸玉屋」では0.03秒単位でプログラムを作成することができ、今も開発が続けられ進化中なのだとか。花火だけで見てももちろん楽しめるが、音楽と花火が一体になったときに得られる感動はまた格別!